...未だ曾て特色あること...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...而も今の場合或る点で最も特色ある範疇体系の一つだというのである...
戸坂潤 「技術の哲学」
...特色ある殆ど凡ての社会理論の中核の一つをなしていると云っていい...
戸坂潤 「辞典」
...氏の『東洋倫理』という特色ある著書は思うに教学論の模範だろう...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...特色ある文句だけを拾ってみよう...
豊島与志雄 「一つの愛情」
...國民性により著述の特色あるを看破せる者にて...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...世界観を表現する特色ある言語たらしめねばならない...
西田幾多郎 「国語の自在性」
...彼を遂に美術史上に於ける最も特色ある偉大な芸術家として造り上げた情熱であった...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...今それに聯關する特色あるかれの形而上學的所信を考慮の外に置くならば...
波多野精一 「時と永遠」
...イギリスでショーと並び称せられた特色ある批評家チェスタトンの「探偵小説擁護論」(『新青年』所載)である...
平林初之輔 「二つの文学論」
...しかも特色あるものを作ったことや...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...特色ある人間學の上に立つ世界觀である...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...特色ある地方の産業として尊敬し保護しその固有性を発展せしめねばならない...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...特色ある各地の伝統と技術とは無数の優れた職人と共に斃(たお)れつつあるのである...
柳宗悦 「地方の民藝」
...特色ある品物が一番数多く作られるのは農村で...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...人形としては特色あるものであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...能義(のぎ)郡山佐村で織られる「裂織(さきおり)」も特色あるものであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...私はこの「一期一会」の方が一段と特色ある言葉のように思われてならぬ...
柳宗悦 「民藝四十年」
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頭の先から足の先まで 虫の知らせ イロハのイ
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