...未だ曾て特色あること...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...正直な目的のために没頭せる個人的特色ある教育家...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「少数と多数」
...社会条件と認識態度との最も特色ある表現を見ることが出来る...
戸坂潤 「技術の哲学」
...而も今の場合或る点で最も特色ある範疇体系の一つだというのである...
戸坂潤 「技術の哲学」
...その特色ある著しい宗教的意識である...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...テレオロギーがその特色ある仕方において取り扱われたカントの第三批判書『判断力批判』は...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...その特色ある名稱として用ゐられる限り...
萩原朔太郎 「青猫」
...いはんや漢語以外に幾多の特色あることを知る者殆(ほと)んどこれなきに至りては...
正岡子規 「俳人蕪村」
...しかも特色あるものを作ったことや...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...特色ある人間學の上に立つ世界觀である...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...特色ある品物が一番数多く作られるのは農村で...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...各地で出来る特色ある手仕事を通して...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...この町で売る長帚(ながぼうき)も特色ある形で他に見かけません...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...この都で出来る特色あるものは...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...それらの土地の多くはただに品物に特色ある性質を与えているのみならず...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...日本で地方の特色ある風俗が残っているのは北の国々です...
柳宗悦 「民藝四十年」
...こういう特色ある辺鄙(へんぴ)に入国して...
柳田国男 「家の話」
...日本固有のこの一つの特色ある文芸から...
柳田国男 「木綿以前の事」
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