...爾来、彼と会っていない...
...爾来、日本語を勉強している...
...爾来、彼女と別れた...
...爾来、もう30年経つんですね...
...爾来、私たちはずっと友達だった...
...爾来僕は久しい間...
芥川龍之介 「飯田蛇笏」
...爾来予は心を潜めて...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...爾来(じらい)登城する毎に...
芥川龍之介 「煙管」
...爾来(じらい)ほとんど二十年ばかりは無頼(ぶらい)の生活を送っていたらしい...
芥川龍之介 「伝吉の敵打ち」
...」爾来(じらい)...
芥川龍之介 「微笑」
...爾来二十数年、第二次欧州大戦に於ける戦車の数と質の大進歩は、空軍の威力と相俟って、ドイツ軍が弱小国及びフランスに果敢な決戦戦争を強制し得た原因の一つである...
石原莞爾 「最終戦争論」
...特に人々の興味をひき爾来...
石原莞爾 「戦争史大観」
...爾来私は五十年この棲霞軒で芸術三昧に耽っている次第であるが...
上村松園 「棲霞軒雑記」
...爾来諸君に交際久しけれども...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...爾来最後まで同所長事務取扱の職に留まってこの揺籃(ようらん)時代の研究所の進展に骨折っていた...
寺田寅彦 「工学博士末広恭二君」
...爾来補弼の重臣之れを内に翼賛し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...爾来、煩悩の迷い逐えども去らず、老僧の魂は禽獣となって、遂にその娘を誘拐し、二人して洞窟内に蟄居した...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...彼の目には爾来(じらい)ただ単に忌まわしいだけの姿となって映じた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...爾来長井は何時(いつ)でも...
夏目漱石 「それから」
...爾来(じらい)十年を経たる後...
穂積陳重 「法窓夜話」
...爾来数年、川柳はいよ/\市井文学として一杯に開花し、結実し、「回覧雑誌」は同人雑誌と、やがてある種のものは一般雑誌の一歩手前位まで発展していつたと見ていい...
正岡容 「大正東京錦絵」
...蛇は犬の奸計とは気付かず爾来頭が痛むごとに律義に犬の訓(おし)え通り官道へ横たわり行く...
南方熊楠 「十二支考」
...爾来東国を吾妻の国というと見える...
南方熊楠 「十二支考」
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