...漫画に締具をまるで無視して...
石川欣一 「山を思う」
...現実を無視してゐました...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年五月号)」
...周囲の仕官の希望を無視して...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...医学者たちは自身の歴史を無視していることで非難を受けるのは当然であり...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...きつい音痴で、寮歌をうたふにも、音譜を無視して、黄いろい聲を突拍子に張りあげながら、自分勝手な節をつけて歌つてゐた...
恒藤恭 「學生時代の菊池寛」
...しかし監督の意図など無視して登場し活躍しているからおもしろい...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...二千年の歴史によって代表された経験的基礎を無視して他所(よそ)から借り集めた風土に合わぬ材料で建てた仮小屋のような新しい哲学などはよくよく吟味しないと甚だ危ないものである...
寺田寅彦 「津浪と人間」
...しかし自分は決して後者の比較の重要な事を無視しているのではない事を断わっておきたい...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...しかしこれは決して凡兆という人の特異の天分を無視してこの人をこれだけの点から非難する意では毛頭ないのである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...俺を無視してるだけだ...
豊島与志雄 「囚われ人」
...自國のことのみに專念して他國を無視してはならないのであつて...
日本国 「日本國憲法」
...この流行を無視してはならないことを強調するとき...
平林初之輔 「文芸は進化するか、その他」
...物理法則や重力を完全に無視している...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...辰造 (留吉を無視して金助に)早く腹を拵へて出かけよう...
三好十郎 「地熱」
...それを無視して久保正三は防空壕と反對の驛の方へダラダラ坂をのぼつて歩き出していた...
三好十郎 「肌の匂い」
...無視しているのだというようすが誰にでもわかった...
山本周五郎 「さぶ」
...その手段が法を無視している点は...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...彼は富塚の言葉をまったく無視して...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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