...「漢訳された著名な文学作品を読むのが好きです...
...歴史小説「八極志」は、大宋北院枢密使制置使之一趙擴所撰の筆記が元の沙陀人康熙によって漢訳され、四部叢刊十六に收録されたものを基にした創作小説です...
...天路歴程僕は又漢訳の Pilgrim's Progress を持つてゐる...
芥川龍之介 「本の事」
...漢訳のバイブルがあるのを見た...
芥川龍之介 「本の事」
...こんな和文漢訳の問題が出ればどこの学校の受験者だって落第するにきまっている...
芥川龍之介 「水の三日」
...モルモン宗本宗原名 Mormon(モルモン)和漢訳名 莫爾門宗一...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...あるいは俗文を漢訳したり漢文を俗訳したりした癖が抜け切れないで...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...中でも厳復の漢訳した「天演論」が圧倒的な人気を得ていた...
太宰治 「惜別」
...漢訳の明治維新史を読んでみた...
太宰治 「惜別」
...こんどは漢訳の明治維新史だけではなく...
太宰治 「惜別」
...漢訳せられる筈である...
太宰治 「竹青」
...漢訳大蔵を正誤するなどは...
久生十蘭 「新西遊記」
...すなわちその出典は右の「植物学」ならびに前に書いた「胚珠」と同様彼の漢訳の『植物学』の書なのである...
牧野富太郎 「植物記」
...この書は有名な英国の地質学者ライエル(雷侠児)氏の地質学書を漢訳したもので...
牧野富太郎 「植物記」
...英国の学者慕維簾(ウイリアム)氏の原著に基きこれを支那で漢訳した書に『地理全志』上篇下篇の十巻があって安政六年〔一八五九〕に我邦で翻刻している...
牧野富太郎 「植物記」
...これらの事実について確かな由来の真相を捉まんとする人は咸豊七年(昭和十二年から八十年前)に支那で開版になったウィリアムソン氏口授の“植物学”(漢訳の植物学書)を繙(ひもと)くを要する...
牧野富太郎 「植物記」
...那伽(ナーガ)は漢訳仏典の竜なる由は既述竜の話で繰り返し述べた...
南方熊楠 「十二支考」
...そして窃(ひそか)に漢訳の博物窮理の書を閲(けみ)し...
森鴎外 「渋江抽斎」
...漢訳の経典を棒読みにすれば...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...その漢訳されている個所だけを拾い読みしてまいると...
吉川英治 「江戸三国志」
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