...「漢訳された著名な文学作品を読むのが好きです...
...歴史小説「八極志」は、大宋北院枢密使制置使之一趙擴所撰の筆記が元の沙陀人康熙によって漢訳され、四部叢刊十六に收録されたものを基にした創作小説です...
...漢訳のバイブルがあるのを見た...
芥川龍之介 「本の事」
...あるいは俗文を漢訳したり漢文を俗訳したりした癖が抜け切れないで...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...したがって梵語(サンスクリット)の聖典を漢訳する場合などは...
高神覚昇 「般若心経講義」
...それほど力を尽された本場のシナには漢訳の一切経が一版も完全には存していないといってよい...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...それが漢訳が全部出たのみならず胡語ソクデヤ(利)の言語で翻訳した物が出た...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...中でも厳復の漢訳した「天演論」が圧倒的な人気を得ていた...
太宰治 「惜別」
...いきおい漢訳の新本にたよらざるを得なかった...
太宰治 「惜別」
...漢訳の明治維新史を読んでみた...
太宰治 「惜別」
...または漢訳仏典を...
津田左右吉 「学究生活五十年」
...漢訳大蔵を正誤するなどは...
久生十蘭 「新西遊記」
...すなわちその出典は右の「植物学」ならびに前に書いた「胚珠」と同様彼の漢訳の『植物学』の書なのである...
牧野富太郎 「植物記」
...宇田川榕菴氏の『植学啓原』ではこの雄蘂の通名を鬚蘂と為し漢訳の『植物学』では単に鬚といっている...
牧野富太郎 「植物記」
...この書は有名な英国の地質学者ライエル(雷侠児)氏の地質学書を漢訳したもので...
牧野富太郎 「植物記」
...暦書の漢訳などしたこともある...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...元魏の朝に漢訳された『付法蔵因縁伝』五に...
南方熊楠 「十二支考」
...宛字すなわち和語漢訳の法則も...
柳田國男 「地名の研究」
...パーリの経律蔵や、漢訳の阿含、小乗律などがそれである...
和辻哲郎 「孔子」
...我々がパーリの経律や漢訳の阿含などを捕えて大体間違いなく到達し得る結果は...
和辻哲郎 「孔子」
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