...彼は資格消滅後に再受験するつもりだ...
...師匠の発句(ほつく)を滅後に一集する計画を立ててゐた...
芥川龍之介 「枯野抄」
...釈尊入滅後数世紀乃至十数世紀の間に釈尊の郷土であるところの印度に於て...
生田長江 「ニイチエ雑観」
...まず常識的に信じられている仏滅後二千四百三十年見当という見解をとって見ます...
石原莞爾 「最終戦争論」
...法然滅後念仏に疑いが起ってもだえていたが...
中里介山 「法然行伝」
...それから壊滅後一ヶ月あまりして...
原民喜 「永遠のみどり」
...それから壊滅後一カ月あまりして...
原民喜 「永遠のみどり」
...仏滅後の歴史を正法...
三木清 「親鸞」
...仏滅後の初めの時代には教と行と証とがともに存在する...
三木清 「親鸞」
...すなわち自力の教はただ釈迦在世および滅後五百年間の衆生の機根のすぐれた時代にのみ相応する教であって...
三木清 「親鸞」
...正像末史観は、仏滅後、時を経るにつれて時代が悪化してゆくことを述べたもので、上古に理想的状態をおき、降るにしたがって堕落してゆくと考えるものであり、形式的に見れば、これは仏教以外にもよくある思想で珍しいものではない...
三木清 「親鸞」
...智者大師の滅後に...
森鴎外 「寒山拾得」
...智者大師(ちしやだいし)の滅後(めつご)に...
森鴎外 「寒山拾得」
...笠置全滅後二十三日目だ...
吉川英治 「私本太平記」
...主家斎藤家の亡滅後から...
吉川英治 「新書太閤記」
...武田氏の滅亡では、武田系の属将はほとんど亡散(ぼうさん)して、その名も形骸(けいがい)も社会の表面から消されてしまったが、かれのみは、信州上田に拠(よ)って、主家の潰滅後も、信長とうまく結んで、その本領を、無事にもちつづけた...
吉川英治 「新書太閤記」
...釈尊(しゃくそん)滅後二千一百二十二年にあたる...
吉川英治 「親鸞」
...弘法滅後の仁明帝(にんみょうてい)前後の時代に行なわれた音楽の大改革のゆえであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...僧正の滅後にも直接に薫陶を受けた門弟子らが幾分残っていた間は...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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