例文・使い方一覧でみる「溜め」の意味
スポンサーリンク...買溜めして積上げた原稿用紙と... 
芥川多加志 「四人」
...売溜めを綺麗にはたいて...
有島武郎 「骨」
...金を溜めることもできず...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...よい主婦はさっそくその大部分を掃き出してごみ溜めにたたきこみ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...池に一旦水を溜めて温めるとかいう風なことは...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...思いの外（ほか）溜め込んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一心不亂にお金を溜めました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...盗み溜めたらしい金がなんと三百両も隠してあるんだから驚くでしょう」「それからどうした」「どんな顔をするか見てやろうと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私は長い間骨を折つて溜めた金が丁度百兩...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「トムソンの母君と令妹が涙を溜め居るなり...
牧野信一 「淡雪」
...それと同時に胸に一ぱい息を溜めた...
シュミットボン Willhelm Schmidt-Bonn 森鴎外訳 「鴉」
...一朝堤を高くすればこの堀に水を溜めて要害となし得たことをいうのである...
柳田國男 「地名の研究」
...金を溜めこんでいるうちが幾らもあるというのに...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...ほめては溜め息をしておりますうちに...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...涙を一パイ溜めております...
夢野久作 「近世快人伝」
...生憎（あいにく）勤務に行って……いらっしゃらないし……」と云ううちに涙を一パイに溜めてサックの蓋（ふた）を閉じながら...
夢野久作 「死後の恋」
...気の弱い男らしく泪（なみだ）を一パイに溜めると...
夢野久作 「衝突心理」
...朝に夕に思慕の糸を紡（つむ）ぎ溜めて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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