...源頼政もまた、彼が権大納言になれば平氏に対する抵抗が可能になると考えていた...
...源頼政やの古事を題材としたことなどもあり...
上村松園 「画道と女性」
...詳細は省くが、僕もいよ/\仮装に就いての思案に耽り出して見ると、考へること/\が、悉く物資を要するものばかりで、それが儘にならず、僕は苛々として出場を見合せようとさへ思つたが、発案者の手前それもならず、困惑のあまり幾日も寝て暮すうちに日が迫り、或朝鏡を見ると頭髪もも蓬々として、恰も池の化物ニツケルマンのやうな様子に気づいたので、止むを得ずそのまゝ隣家よりボロ/\の野良着を借り出し棕櫚の枯葉を被り、泣き出したいやうな心地になつて、プレツケツケツリス/\、ギヤウ/\――と叫びながら会場に駆けつけると、歌で意味を知つてゐる村人は、非常に拍手して僕を迎へ、娘共は皆なラウデンデラインになりたがつて、僕に追ひ廻されるのを喜び――他の、源頼政も、白井権八も国定忠次もテルテ姫も切ラレ与三郎も――皆なテレてしまつたといふ気の毒を醸し、加けに僕が一等賞に推されて金貨を獲得してしまつたのである...
牧野信一 「途上日記」
...遠祖源頼政(みなもとよりまさ)公が...
吉川英治 「新書太閤記」
...源頼政(みなもとのよりまさ)の碑(ひ)のある中山堂の丘に...
吉川英治 「親鸞」
...「源頼政集」という歌集もあり...
吉川英治 「随筆 新平家」
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