...自分を満足させると同時に至尊に対して最も忠勤を励む所以だと思つてゐた...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...『貧乏な坊主を満足させるのはたやすい事でございます...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...彼はただ私慾を満足させるために殺人強盗をやるのではない...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...その自己集権慾を満足させることが出来たのでしょう...
谷譲次 「踊る地平線」
...私を満足させるような行為をなし得ないのであるとすればなおさらである...
谷崎潤一郎 「鍵」
...到底左大臣を満足させる程の款待(かんたい)をなし得ないのを...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...一般人の知識慾を満足させる事を煩わしく思わない...
寺田寅彦 「アインシュタインの教育観」
...そして少しの厭な顔もしないで誰でもの要求を満足させるために忙殺されているように見える...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...慾望なんだ……その慾望を満足させるために...
豊島与志雄 「反抗」
...そして好奇心を満足させるに便利なというだけの...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...したがって十分に発展して来て因果(いんが)の予期を満足させる事柄よりも...
夏目漱石 「坑夫」
...鳴いてさえやれば主人を満足させる事は出来るのだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...とても主人を満足させることになるでしょう...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...理性を満足させる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...これならまあどうやら自分を満足させる程度には書けているように思えた...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...またそれは名誉心を満足させるどころかかえってそれを否定するところに成立するものであるからである...
三木清 「語られざる哲学」
...それらはわたし自らを満足させるほど確実なものを少しも含んでいない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それなのになぜ私を満足させるものがないか...
柳宗悦 「北九州の窯」
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