...湿りけをぱちぱちとはじきだすのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...「湿りけのある今日の空気が香の試験に適していると思いますから」と言いやられたのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...汗をかいているようにしっとりと湿りけを帯びていた...
山本周五郎 「青べか物語」
...汗をかいているようにしっとりと湿りけを帯びていた...
山本周五郎 「青べか物語」
...うすい唇は――血の気こそなかったけれど――いつも湿りけをおびている...
山本周五郎 「お繁」
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