...新田といふ二十五歳の温厚な青年が...
太宰治 「富嶽百景」
...今またそれを舐(な)める」温厚な老学者も...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...温厚なる井沢判事は...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...何しろあの温厚な紳士らしい人がひどく怒って...
谷崎潤一郎 「細雪」
...あの温厚な高木にそんな臨機な才能があろうとは...
豊島与志雄 「好人物」
...人間が誰でも持つて居べき純朴温厚なる本来の感情さへ...
永井荷風 「海洋の旅」
...この温厚な動物を御(ぎょ)しているのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...スティヴンスンより一つ年上の・この博識温厚な青年は...
中島敦 「光と風と夢」
...思出の詩料に残すのは温厚なる小野さんにもっとも恰好(かっこう)な優しい振舞である...
夏目漱石 「虞美人草」
...前者は線の細い、頭の冴えた、幾らか神經質ではあるが、靜かな、温厚な、優しみのある紳士型、後者は線の太い、鋭い恐ろしい凝視力を持つ、進撃的な、意志的な、力強い鬪士型、そこに想像される二人の氣質の相違は必然に文章の相違となつて現れてゐる...
南部修太郎 「氣質と文章」
...この方が乱れて――」と、温厚な段四郎は、微笑しながら飛んだ琴柱を拾いに立った...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...「それあさうですとも――」と僕がいつか彼等の不思議に温厚な恬淡さを見て首をかしげると...
牧野信一 「山男と男装の美女」
...それを読みふけった私は温厚な保高徳蔵にああよく書いてくれたという...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...「仁義に篤(あつ)い、温厚な、まことに珍しい人でしたが、貴方にとっても、おそらくいい父親でいらしたろうな」「――はあ、仰しゃるとおり、いい父でした」「叱られたり折檻(せっかん)されたようなことがありましたか」「いやありません」玄一郎も回想の懐かしさにひきいれられ、両手で膝(ひざ)を抱えながら太息(といき)をついた...
山本周五郎 「いさましい話」
...「本当に温厚なおちついた方ですわ」姉の千賀は含羞(はにか)みながらこう云った...
山本周五郎 「思い違い物語」
...しらが頭のごく温厚なひとであった...
山本周五郎 「桑の木物語」
...温厚な同君は纔かに微笑して...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...お気に障(さわ)られな」温厚な風が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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