...彼は日本にも渡来した事がありはしないか...
芥川龍之介 「さまよえる猶太人」
...渡来した彼の動静を知る事が出来ないのは...
芥川龍之介 「煙草と悪魔」
...多分東洋から海を越えて渡来したものであることには疑いない...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...アコスタ等エズイット派の僧侶が本国に寄せた天文十八年(エズイット派が初めて渡来した年)から元亀二年(南蛮寺創設後三年)までの通信八十八通を集めたもので...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...後に支那から渡来した獅子舞が...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...支那から渡来した獅子舞の目的は(伎楽としての目的はしばらく別問題として)...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...最近外国からの文化が渡来した為...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...それは前に中国から渡来したものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...徳川時代に支那から渡来した花木で葉も花も木振りもよくツバキに類似している...
牧野富太郎 「植物記」
...これに代って曩(さ)きに支那から我邦に渡来した『植物学』の書(多分我が万延...
牧野富太郎 「植物記」
...享禄三年(欧州人始めて日本へ渡来した年より十三年前)五月十一日...
南方熊楠 「十二支考」
...時計始めて渡来した時これを鶏の時を報ずるに比べて明人(みんじん)が時鶏と書いたは...
南方熊楠 「十二支考」
...古くはそこから染料が渡来したものと見える...
柳宗悦 「工藝の道」
...それがどこか天竺(てんじく)のほうから渡来したという話も聞いていた...
山本周五郎 「似而非物語」
...鉄砲が渡来したのも...
吉川英治 「新書太閤記」
...この伎楽が我が国に渡来した呉楽だというのである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...シャビエルが日本に渡来した当時の状況は...
和辻哲郎 「鎖国」
...ワリニャーニが渡来した頃には...
和辻哲郎 「鎖国」
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