...彼の英語は日本語を混和している...
...この絵は抽象芸術と写実主義が混和されたものだ...
...私たちは文化を混和させることで新しいスタイルを生みだした...
...混和した薬を飲むと危険です...
...彼女の服装は、古典的な要素と現代的なファッションが混和している...
...大嶋浩さんの論文の「不純物混和文化史序説(1)(2)(3)」が見つかった...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...よく溶解し混和するようにかき交ぜなければならない...
寺田寅彦 「流言蜚語」
...コップの水にアブサンが牛乳のように混和してゆくのを...
豊島与志雄 「田舎者」
...愛と利己心とが驚くばかりの力とやさしみとをもって相混和している...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...大勢の身心の混和にたいして...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...無邪気と詩的な放縦(ほうしょう)とパリー的な皮肉との混和したものだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女の性格は堅忍主義と神経衰弱との不思議な混和から成っていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一つに混和した二つの魂を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...混和した彼ら二人の果実とも言うべき音楽作品が生まれてきた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...焦慮と剛直とが不思議に混和した一種のファッショ的傾向を帯びる...
豊島与志雄 「文学の曇天」
...あたかもある化学的反応体が混沌たる混和物の上に働いて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかもいっそう不思議な混和は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...或(ある)部分は色彩の濃淡中に混和して分別(ぶんべつ)しがたきものあり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...中国人は西アジアの当時の文明から孤立し低い発展段階にあり中国人と歴史が混和した諸国民とだけ付き合っていた...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...混和(いりまじ)ッて考えられたりする...
広津柳浪 「今戸心中」
...又或は口に慣れざる者は茶「コッヒー」(茶の類舶來品)を濃く煎じ混和(こんくわ)して用れば味甚だ香し...
福澤諭吉 「肉食之説」
...特別蕎麦粉の良質であって風味良い粉の中へ混和物をしてまずくして食べないでも...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...日本古来の道化戯である散更(サルカウ)と唐の道化戯である散楽との混和したもので...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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