...ケンカの時に浅手を打つと相手を怒らせる...
...柔道では浅手繰りという技がある...
...浅手に切るのは包丁の危ない使い方だ...
...水泳で浅手泳ぎをするのは初心者向けの練習法だ...
...木造建築では耐震性を上げるために浅手の柱を使うことが多い...
...傷は浅手なので、間もなく癒えたが、気にかかるのはその矢だつた...
薄田泣菫 「独楽園」
...浅手(あさで)を負うたようであるが...
田中貢太郎 「頼朝の最後」
...「疵は、皆浅手じゃで、心配することは無い」「腹の疵も、少し痛むくらい――」と、小太郎は笑った...
直木三十五 「南国太平記」
...重手(おもで)にしろ浅手(あさで)にしろ...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...浅手(あさで)を負(お)つた庄司に手当をして遣つて...
森鴎外 「大塩平八郎」
...肩に一太刀あびせるが浅手である...
山中貞雄 「森の石松」
...浅手だ」と七兵衛が云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...額のお傷は浅手です」「だれだ...
吉川英治 「新書太閤記」
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