例文・使い方一覧でみる「流布本」の意味
スポンサーリンク...破提宇子（はでうす）の流布本（るふぼん）は... 
芥川龍之介 「るしへる」
...流布本と内容を異にする個所が多少ある...
芥川龍之介 「るしへる」
...流布本のそれに比して...
芥川龍之介 「るしへる」
...この記事が流布本に載せられていない理由は...
芥川龍之介 「るしへる」
...流布本に於ける誤植一切を訂正し...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...わたくしの此に言ふ所は単に流布本の序跋等に見えてゐる限を反復するに過ぎない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...流布本の「古今集」...
森鴎外 「俳句と云ふもの」
...流布本ばかりでも沢山ある...
森鴎外 「訳本ファウストについて」
...私は流布本のビイルショウスキイのギョオテ伝を...
森鴎外 「訳本ファウストについて」
...『日本紀』の流布本もまたこれによりて流矢をイタヤグシと訓（よ）んでいる...
柳田國男 「地名の研究」
...読み本としての『義経記』単に今日の流布本ばかりで判断すれば...
柳田国男 「雪国の春」
...そこで立ち戻って流布本の『義経記』に...
柳田国男 「雪国の春」
...その頃の怪しげな流布本の武蔵伝をそのまま踏襲して...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...流布本においては...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...なおまた「『春曙抄』を流布本と称するがごとき簡単な頭脳」をもって『枕草子』の形態を論ずるのは学問的でないと言われているが...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...だからここには前に流布本と記した所を春曙抄本となおした...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...これを混同して単純にも流布本と概称するような論者があるとするなら...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...ここには流布本の源流云々という一行を抹殺した...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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