...十津川山中の背景...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...街道はひとりでに高い木津川の堤に上がっていった...
近松秋江 「狂乱」
...兵馬は十津川から追いかけて来る間...
中里介山 「大菩薩峠」
...与坂(よさか)の府関(ふくわん)ありて一里五丁中津川駅なり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其上浜野両家及津川高島等焼立候に付...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...首尾よく四日目に中津川へ著いた...
森鴎外 「栗山大膳」
...「私は津川玄三(げんぞう)という者です」と青年があいそよく云った...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「赤髯です」と津川はささやき...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...津川は南の口から...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...津川を見るとみな挨拶をした...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...津川さんなんかいちばんひどかったけれど...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...まだ津川がいたときに...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「あの女をどうする」と津川が訊いた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...思うにそれらは、かつての熊野山伏の徒だの、また十津川、吉野いらいの、木寺相模、矢田彦七、平賀三郎、野長七郎、岡本三河坊といったような直参(じきさん)中の直参たちか...
吉川英治 「私本太平記」
...金津川までお出合いのうえ...
吉川英治 「新書太閤記」
...津川の家臣を追い...
吉川英治 「新書太閤記」
...櫓力(ろぢから)いッぱい木津川(きづがわ)をサッサと下っている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...尤もこの時の旅行は、中学時代の級友奥村輝光君の勧誘に従つたのであつて、主要な目標は、吉野から大峯山に登り、十津川を下つて、瀞八丁へ寄り、新宮、那智、潮岬などを見物するといふにあつた...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
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