...『泰西文化』は西洋文化のことを指す...
...あの旅行者は『泰西』が好きで、よくヨーロッパに行く...
...私は『泰西なファッション』に興味がある...
...彼女は『泰西風味の料理』が得意だ...
...今回の展示会は『泰西』をテーマにしている...
...泰西(たいせい)の文運に遅れざらんとして...
高浜虚子 「俳句への道」
...泰西(たいせい)諸学士の思想より脱胎(だったい)し来たるもの少なからずといえども...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...泰西(たいせい)の築城術に傚(なろ)うて...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...泰西の文物を研究するに日も尚足らずといふ有樣であつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...心祕かに時機の到來を待つてゐた」とか「毫も之に心を藉さず」とか「心靜かに泰西の工藝技術を研究してゐた」とかいふへんは...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...何としても泰西の文明をわがものとして...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...新派悲劇、泰西活劇、旧劇、そういう写真が彼の前に展開された...
豊島与志雄 「生あらば」
...今その重(おも)なる制作中殊(こと)に泰西人の称美するものを掲ぐれば第一は『北斎漫画』十五巻及びこの類の絵本なり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...泰西に在っては詩人ミュッセが「ミミイパンソンの晴衣裳」の如き...
永井荷風 「申訳」
...それから科学が泰西から飛んで参りました...
夏目漱石 「創作家の態度」
...本邦ヲ始メ支那泰西ニ至ル迄...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...泰西(たいせい)のヴイナスの傳説のやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たとえ泰西(たいせい)の模倣そのままでも...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...伯は夙(つと)に泰西の法律に着目し...
穂積陳重 「法窓夜話」
...我邦の最初の留学生で泰西法律学の開祖の一人なる西周助(周(あまね))先生は...
穂積陳重 「法窓夜話」
...同年出版の津田真道先生の「泰西国法論」にも「自在」と訳し「行事自在の権」「思...
穂積陳重 「法窓夜話」
...泰西のある学者は横浜付近の野にイチハツが野生しているように書いているが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これは今から百八年前の文政十二年〔一八二九〕に発行せられた同氏撰著の『泰西本草名疏』附録で公にしたものである...
牧野富太郎 「植物記」
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