...ただ今の世の礼法は末造(まつぞう)にして...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...諸君の賢覽に奉入此末造功の費を御助被下候――」云々とある...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...幕府末造の編纂に係る未定稿であるから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...末造がこの噂を聞いてから...
森鴎外 「雁」
...末造は爺いさんに...
森鴎外 「雁」
...或るときは屈従を以て遇せられている末造は...
森鴎外 「雁」
...或る向きには頗(すこぶ)る鋭利な観察をすることに慣れている末造の目で見れば...
森鴎外 「雁」
...末造は池の端へ越すまでは...
森鴎外 「雁」
...末造の出張所とは気脈を通じていて...
森鴎外 「雁」
...末造は烟草を呑みつつ新聞を読んでいたが...
森鴎外 「雁」
...それに末造は平生小言を言う場合にも...
森鴎外 「雁」
...数学的に物を考える末造が為(た)めには...
森鴎外 「雁」
...末造は茶漬屋に寄って午食(ひるしょく)をした...
森鴎外 「雁」
...拾捌(じゅうはち)末造がお玉に買って遣った紅雀は...
森鴎外 「雁」
...そのうち末造が来た...
森鴎外 「雁」
...末造はこのじだらくに情慾を煽(あお)られて...
森鴎外 「雁」
...末造は金天狗(きんてんぐ)に火を附けた...
森鴎外 「雁」
...これで好いか」末造は烟(けぶり)を吹きつつ縁側に背中を向けた...
森鴎外 「雁」
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