...劈雲(へきうん)の調に激して黒竜江畔にひゞけば...
石川啄木 「閑天地」
...をんなはまことにうつくしい・いつ咲いた草の実の赤く江畔老に・その蕎麦をかけば浅間のけむりが四月二十九日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...それは江畔老その人のやうにあたゝかくておいしい! 合掌瞑目...
種田山頭火 「其中日記」
...黒龍江畔風雲急らしい...
種田山頭火 「其中日記」
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種田山頭火 「草木塔」
...・風は五月のさわやかな死にざま・ひよいと月が出てゐた富士のむかうから(甲州から信州へ)・日の照れば雪山のいよいよ白し・尿するそこら草の芽だらけ・こんなに蕎麦がうまい浅間のふもとにゐる江畔老に鼻頭橋まで見送られて橋までいつしよに...
種田山頭火 「旅日記」
...江畔老の無相庵に客となる...
種田山頭火 「旅日記」
...再び江畔居の厄介になる...
種田山頭火 「旅日記」
...江畔老といつしよに閼迦流山へ遊ぶ...
種田山頭火 「旅日記」
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種田山頭火 「旅日記」
...岩村田の街はづれまで江畔老が見送つて下さる...
種田山頭火 「旅日記」
...多々楼君、都影君、江畔老、緑平老、……感謝々々...
種田山頭火 「旅日記」
...黒竜江畔の形勢を按(あん)じて帰り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
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中里介山 「大菩薩峠」
...鴨緑江畔の滿浦鎭へ暫く滯在すると...
濱田耕作 「異國さかな雜談」
...いつかもう揚子江の江畔(こうはん)なのか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...穆家は江畔(こうはん)の大金持ちでつまり二人はその息子だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...一時にこの世の修羅を現出することここは江畔(こうはん)の一軒...
吉川英治 「新・水滸伝」
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