...四千年以上もたつた大昔のエジプトの木乃伊(みいら)は...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...まるでみいらの殿堂に入ったように...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...みいられたように...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...みいられたように...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...併し木乃伊(みいら)取りが木乃伊に成るという事を考えずにはいられなかった...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...それは木乃伊(みいら)の夢であつた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...海の魔物にみいられたのださうです...
豊島与志雄 「スミトラ物語」
...立ちながらみいらとなる工夫(くふう)と評するよりほかに賞(ほ)めようのない方法である...
夏目漱石 「野分」
...自(みず)からみいらとなるのを甘んじても妻を干乾(ひぼし)にする訳(わけ)には行かぬ...
夏目漱石 「野分」
...それはこの草叢(くさむら)の風に吹かれてゐるしづかに 錆びついた 戀愛鳥の木乃伊(みいら)であつた...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...端麗無比(たんれいむひ)な少年のすがたにみいられて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...三井楽(みいらく)という岬(みさき)の村が今もある...
柳田国男 「海上の道」
...はたして遣唐使が船を寄せたという肥前(ひぜん)五島(ごとう)の三井楽(みいらく)の崎と同じであったか...
柳田国男 「海上の道」
...チンチラ 羽後田沢湖付近チンチ 信州佐久(さく)及諏訪(すわ)チュウスケ 讃岐仲多度(なかたど)郡チンチン 肥前北松浦郡ツンツン 同 大島シュウメ 同五島三井楽(ごとうみいらく)シュイメ 同上岐宿(かみきしく)シーナギ 常陸稲敷(いなしき)郡スズネメ 同久慈(くじ)・多賀などの如く...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...ツタンカーメン王の木乃伊(みいら)が埃及(エジプト)探検家に祟(たた)ったりする...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...みいら採り皆みいらになって本国へ帰っていくのだからな...
横光利一 「旅愁」
...一種特別なみいらに似た物静かな構えだった...
横光利一 「旅愁」
...このまま木乃伊(みいら)となる肋骨(あばらぼね)に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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