例文・使い方一覧でみる「歴々」の意味


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...歴々と顔に描かれました...   歴々と顔に描かれましたの読み方
芥川龍之介 「地獄変」

...昨晩(ゆうべ)の事が歴々(まざ/\)と思出された...   昨晩の事が歴々と思出されたの読み方
石川啄木 「菊池君」

...作者の心理状態が時処に従って動揺し変化した自然の跡が歴々として読者の胸に響いてくる...   作者の心理状態が時処に従って動揺し変化した自然の跡が歴々として読者の胸に響いてくるの読み方
伊藤左千夫 「歌の潤い」

...歴々な文學者でも金が欲しければ...   歴々な文學者でも金が欲しければの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...竜の尾頭その中に歴々たりとものの本にござった...   竜の尾頭その中に歴々たりとものの本にござったの読み方
太宰治 「新釈諸国噺」

...昔の旅行のさまが歴々(あり/\)と私の眼の前に浮んで見えるやうな氣がした...   昔の旅行のさまが歴々と私の眼の前に浮んで見えるやうな氣がしたの読み方
田山花袋 「日光」

...丘陵を攀(よ)じ谿谷に下り左曲右折した跡は歴々として指掌の中にあるであろうが...   丘陵を攀じ谿谷に下り左曲右折した跡は歴々として指掌の中にあるであろうがの読み方
津田左右吉 「歴史の矛盾性」

...今此処から三里隔(へだ)てゝ居る家の妻の顔が歴々と彼の眼に見えた...   今此処から三里隔てゝ居る家の妻の顔が歴々と彼の眼に見えたの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...御歴々の若い衆方々...   御歴々の若い衆方々の読み方
直木三十五 「南国太平記」

...お国許では、お歴々達が、何んの罪咎もないに、切腹をしていなさる...   お国許では、お歴々達が、何んの罪咎もないに、切腹をしていなさるの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...あの時お微行(しのび)で通った彼地(かのち)のお歴々としてのこのお客様の姿形を...   あの時お微行で通った彼地のお歴々としてのこのお客様の姿形をの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...それと同時に何者にかいたく踏み荒されて行った跡が歴々であります...   それと同時に何者にかいたく踏み荒されて行った跡が歴々でありますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...たしかに気の短い男であるべき証跡は歴々たるものであります...   たしかに気の短い男であるべき証跡は歴々たるものでありますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...歴々としてなお閻王(えんおう)の法廷に牽(ひ)かれて照魔鏡の前に立たせられたるに異ならず...   歴々としてなお閻王の法廷に牽かれて照魔鏡の前に立たせられたるに異ならずの読み方
宮崎湖処子 「空屋」

...お歴々がおそろいの席上...   お歴々がおそろいの席上の読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...わたしは識り合いのお歴々がたを...   わたしは識り合いのお歴々がたをの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...歴々(ありあり)と展開致して来る事と存じますから...   歴々と展開致して来る事と存じますからの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...この勧進田楽には、将軍家の尊氏夫妻をはじめ、北朝の歴々、女院、宮、いわゆる月卿雲客(げっけいうんかく)から市中の男女数万という見物が群れ集まっていたのである...   この勧進田楽には、将軍家の尊氏夫妻をはじめ、北朝の歴々、女院、宮、いわゆる月卿雲客から市中の男女数万という見物が群れ集まっていたのであるの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「歴々」の読みかた

「歴々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「歴々」


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