...歯ごたえがほとんどなく...
梅崎春生 「庭の眺め」
...十分歯ごたえがあると思います...
佐野昌一 「虫喰い算大会」
...歯ごたえがありすぎる! ああ...
佐野昌一 「虫喰い算大会」
...これくらいの歯ごたえがないとお気の毒に存じまして...
佐野昌一 「虫喰い算大会」
...いよいよ歯ごたえがございますよ...
佐野昌一 「虫喰い算大会」
...ゆでるとカマボコみたいな歯ごたえの...
高見順 「いやな感じ」
...舌があれていると、味がわからなくて、ただ量、或いは、歯ごたえ、それだけが問題になるのだ...
太宰治 「如是我聞」
...紙の吸口を噛んでみても歯ごたえがない...
寺田寅彦 「喫煙四十年」
...ただ新徴組の一手と――それに東北の質樸(しつぼく)な国侍(くにざむらい)に歯ごたえがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...ちと歯ごたえのある勝負がしてみたいわ」かの壮士は竜之助の気勢を見てかえって喜んだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...歯ごたえのある女はいねえようだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...こっちの歯ごたえが少し違うものだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの子はあんまり正直過ぎて歯ごたえがありませんね...
中里介山 「大菩薩峠」
...おばさんとしても多少の歯ごたえはあるだろう……たぶんその辺の当りがなければと...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうして歯ごたえのある骨つきの肉でなければ...
中里介山 「大菩薩峠」
...歯ごたえもなければ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...と冷たい歯ごたえ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...きめのこまかい締った肉の歯ごたえが...
中谷宇吉郎 「母性愛の蟹」
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