...「次韻」が熟語ではありません...
...鹿鳴次韻して曰く...
大町桂月 「鹿野山」
...それに次韻(じいん)してくださいまし...
田中貢太郎 「断橋奇聞」
...なお着京以来聞き噛った時事の問題に渉る詩などを見せたり互に次韻をしあったりして...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...しかも無理やりに請求して次韻(じいん)などさすことはよくないことと予(かね)てより思ふて居た...
正岡子規 「病牀六尺」
...宿七日市駅菅先生自神辺駅来訪有詩次韻賦呈...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十三夜の詩の次に石崎鳳嶺に次韻した作がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「石崎士整与諸子同千秋亭賞月、題詩扇面、携来見示、即次韻...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蘭軒は長川正長(ながかはせいちやう)の菊の詩に次韻した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...陸秋実(りくしうじつ)といふものの蘭軒に次韻した詩があり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蘭軒の「次韻真野冬旭題墨田川百花園詩」の作はかうである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」蘭軒は此時次韻の作が無かつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...霞亭は朱子に次韻した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...侯は茶山の次韻の詩を見て称讚した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...第八に次韻したのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...就中(なかんづく)五首は阿部侯正寧(まさやす)に次韻したもの...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「嘉永四辛亥十月廿四日、与立夫魯直酔梅家弟柏軒、同訪高滝大夫旅館、此日大夫遊篠池、有詩次韻...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」此日榛軒は又門人黒川雲岱(うんたい)に次韻した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...紹巴(しょうは)の次韻(じいん)をうけて...
吉川英治 「茶漬三略」
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