...両脚等に青と赤とで奇怪極る模様を念入りに入れ墨するのであるが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...時々実に奇妙極る叫び声をあげながら往来をのさのさ歩いている有様は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...松の木は奇怪極る形につくられる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...この男の奇怪極る性質を考え合せると...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...凡ての哀れ極る罪人を救ひ給へ...
千家元麿 「自分は見た」
...且簡単極るのである...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...と薄墨(うすずみ)の走(はし)り書(がき)の簡単極るもので...
夏目漱石 「それから」
...小笠原流にピタリと極るのを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...喜びは憂ひ極る身に等し二年三年高照る日見ず心に大きな心配事を持つてゐる人は自分の頭の上に杲々と日が輝いてゐることなどは忘れてゐる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...作者の表現法は年と共に進んで極る所がなく...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...蓋し數十年來英國の治安を致して今日の繁榮を極るも...
福沢諭吉 「帝室論」
...英則は元来音羽金助といふ名前だつたのを養子と極ると同時に改名した...
牧野信一 「サクラの花びら」
...実に平凡極る日なり...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...無智極るくせに押のつよい...
宮本百合子 「或る日」
...純粋極る東洋紅玉のような閃きを持った皿が...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...何もそれは不都合極ることじゃありませんからな...
横光利一 「上海」
...およそ赤児のごとく貧弱極るものだ...
横光利一 「馬車」
...それは云いがたい謙虚極る純粋な愛情だが...
横光利一 「旅愁」
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