...これが終ると残った菓子を二つの包みにわけ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...士官と水兵の食事が終る頃...
石川欣一 「比島投降記」
...恐怖を感じツぱなしで終るのではなく...
海野十三 「恐怖について」
...中途半端で終ることが多い...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...李幕事は許宣の挨拶が終るのを待って言った...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...これら二つの均衡の第一に終るかまたは第二に終ることとなるのである...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...応急手当が終ると...
葉山嘉樹 「牢獄の半日」
...というのは、そういう不幸な受刑者の命の緒をつなぎとめ、天寿が終るまで、ゆるゆると生きつづけさせる延命薬のようなものが発明されていて、渇きの頂上で水に混ぜてこっそり飲ませる...
久生十蘭 「新西遊記」
...そのうちに落下(シュート)は終るでしょう」教授は肩をピクンとさせると...
久生十蘭 「地底獣国」
...ロシアの国民は皇太子がなくて終るのかと思っていたところ...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...これでセットが終る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...家を滅し産を失ふに終る...
正岡子規 「病牀譫語」
...両方から急いで二人はお互に思ったより早く堤の終る所で会う事が出来た...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...以上、宮本についての走り書きを、一応終る...
三好十郎 「恐怖の季節」
...悪かねえよう」「ヘイ!」曲が終ると...
山川方夫 「その一年」
...その扇子へ何やらしたため終ると...
吉川英治 「黒田如水」
...――わたくしからかくの通りお願いする」伊勢守は、そう告げ終ると、門人たる宗厳へ、心から頭をさげた...
吉川英治 「剣の四君子」
...遂にろくな家名も興さず終るのかな...
吉川英治 「新書太閤記」
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