例文・使い方一覧でみる「柢」の意味


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...死は其人の生を根から虚無に歸せしめるからである...   死は其人の生を根柢から虚無に歸せしめるからであるの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...それは人間の意欲を根とせる凝集せる精神の活動である...   それは人間の意欲を根柢とせる凝集せる精神の活動であるの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...然しその推定は根的(こんていてき)に的をはずれた悲しむべき誤謬(ごびゅう)なのだ...   然しその推定は根柢的に的をはずれた悲しむべき誤謬なのだの読み方
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」

...だからその藝術が成長するに從つて益根の方へと深まつて行つたのだ...   だからその藝術が成長するに從つて益根柢の方へと深まつて行つたのだの読み方
有島武郎 「水野仙子氏の作品について」

...子孫繼承(しそんけいしやう)して住(す)まふものでないといふ思想(しさう)が深(ふか)い根(こんてい)をなした...   子孫繼承して住まふものでないといふ思想が深い根柢をなしたの読み方
伊東忠太 「日本建築の發達と地震」

...それを根から引くり返したのが...   それを根柢から引くり返したのがの読み方
田山録弥 「明治文学の概観」

...上に説いた如き反省と考察とはその根に...   上に説いた如き反省と考察とはその根柢にの読み方
津田左右吉 「歴史の矛盾性」

...――自然科学の根は...   ――自然科学の根柢はの読み方
戸坂潤 「現代唯物論講話」

...そうなると今度の文化の危機は文化や思想の技能的な根をまでも危険に瀕せしめることになるのである...   そうなると今度の文化の危機は文化や思想の技能的な根柢をまでも危険に瀕せしめることになるのであるの読み方
戸坂潤 「世界の一環としての日本」

...無論その根には...   無論その根柢にはの読み方
戸坂潤 「読書法」

...その内容の弁証法の根に本当の始元の(抽象作用)の弁証法を置くべきだったというのである...   その内容の弁証法の根柢に本当の始元のの弁証法を置くべきだったというのであるの読み方
戸坂潤 「日本イデオロギー論」

...このものが種々なる意識形態の根となって...   このものが種々なる意識形態の根柢となっての読み方
三木清 「マルクス主義と唯物論」

...そして我々はまさにこの關係のうちに凡ての歴史的なものが運動的發展的であることの根が存すると主張する...   そして我々はまさにこの關係のうちに凡ての歴史的なものが運動的發展的であることの根柢が存すると主張するの読み方
三木清 「歴史哲學」

...私は私の自信を根から脅かされたような気がして思わず熱海氏の方に向き直った...   私は私の自信を根柢から脅かされたような気がして思わず熱海氏の方に向き直ったの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...社交道徳なんていうものとは根(シキ)が違うんだ...   社交道徳なんていうものとは根柢が違うんだの読み方
夢野久作 「超人鬚野博士」

...何等(なんら)の科学的根を持たぬ――何等の生命を含まぬ思想位に思っている...   何等の科学的根柢を持たぬ――何等の生命を含まぬ思想位に思っているの読み方
夢野久作 「東京人の堕落時代」

...中国経略の前途をも根(こんてい)から危うくさせたものといえる...   中国経略の前途をも根柢から危うくさせたものといえるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...学問の根からすこし考え直す必要をおぼえてきた)卜幽人見又左(ぼくゆうひとみまたざ)はその帰り途で...   学問の根柢からすこし考え直す必要をおぼえてきた)卜幽人見又左はその帰り途での読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

「柢」の読みかた

「柢」の書き方・書き順

いろんなフォントで「柢」

「柢」の英語の意味


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