...自分が思想の生活と實行の生活との根柢として待望むものは Vision(直視)の生活である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...此等のものが人の魂に根柢からの戰慄を與へるからである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...私が自ら生活して行く根柢を立派に有つてあゝ云ふ突飛なことをして迷惑を地主に与へると云ふことに就ては衷心忸怩たるものがないではないが私は自分の正しい文芸的労働の結果に其の生活の根柢を有して居る積りで居るし...
有島武郎 「狩太農場の解放」
...平和は根柢(こんてい)から破れて...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...作戦計画は根柢(こんてい)から...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...多少とも社会哲学的な根柢を持っているのである...
戸坂潤 「辞典」
...一切の文化・思想・学術・の根柢を一貫する統一的な脈絡物を意味する...
戸坂潤 「読書法」
...根柢から! そして生き甲斐を感じる事は愚か...
長與善郎 「青銅の基督」
...知識の倫理の問題は認識の根柢には意志があるという主張から導かれることができるであろう...
三木清 「哲学入門」
...すべての理論の根柢に横たはつてゐるのである...
三木清 「認識論」
...總じて自然辯證法を唯物史觀の根柢に据ゑようとする立場は...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...ソレルは階級鬪爭においてマルキシズムの根柢を見る...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...そして歴史敍述はその根柢に於て史觀に規定されることによつてイデオロギーとしての性格を擔はせられることとなる...
三木清 「歴史哲學」
...ために内寵多しとあるは作事ながら多少の根柢はあるなるべし...
南方熊楠 「十二支考」
...何等(なんら)の科学的根柢を持たぬ――何等の生命を含まぬ思想位に思っている...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...脳髄に関する従来の汎世界的迷信を一挙に根柢から覆滅(ふくめつ)させて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...彼の立場は根柢(こんてい)から覆(くつがえ)されたものといっていい...
吉川英治 「黒田如水」
...大乗仏教の根柢もまたその立場において築かれた...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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