...最後にステンダールをそのドン・ホアネリーに驅つた根柢の動力は要するに何であつたか...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...我々は先づ根柢まで破壞の斧を下さなくては不可(いかん)...
石川啄木 「雲は天才である」
...同じ根柢から生じたものであり...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...実験の概念を根柢的に広範に理解せねばならぬ理由があった...
戸坂潤 「科学論」
...何か超物理的な――先験的とか・本質的とか・純粋なとかの――形而上学的な根柢から出発することだと考えられる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...だが直観空間をそのまま幾何学の根柢とするのでさえなければこの困難はすでに救われている...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...純粋幾何学は双関関係(Dualitt)と呼ばれる一つの関係を根柢に横たえている...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...こうした思想の首尾一貫的な貫徹(徹底とかラディカル=根柢的とか云われた)=党派性の公式も亦...
戸坂潤 「思想としての文学」
...一切の経験的認識の根柢も亦...
戸坂潤 「辞典」
...元来真の大衆の思想的根柢とはなれないのではないかと私はひそかに思っている...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...その根柢に横たわっていたというべきであろう...
中井正一 「歴史の流れの中の図書館」
...哲学が科学の根柢とならなければならない所以(ゆえん)は...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...彼の思想の根柢には...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...何物か欲求されたところのものを生産しようとする実践的態度のうちにその根柢をもっている...
三木清 「科学批判の課題」
...それはその根柢に深く抒情を湛えた芸術作品でさえある...
三木清 「親鸞」
...ために内寵多しとあるは作事ながら多少の根柢はあるなるべし...
南方熊楠 「十二支考」
...まだ深い根柢を持っているロオマ法王を計算の外に置くことは出来ない...
森鴎外 「かのように」
...ここの仕事は初めは見た目は楽だがだんだん薬品が労働力を根柢から奪っていくということに気がついた...
横光利一 「機械」
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