例文・使い方一覧でみる「東雲」の意味


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...東雲(しののめ)の光が白々と宿つて居た...   東雲の光が白々と宿つて居たの読み方
石川啄木 「葬列」

...東雲    同上      一圓五十銭一...   東雲    同上      一圓五十銭一の読み方
上村松園 「棲霞軒雑記」

...東雲館にやどりぬ...   東雲館にやどりぬの読み方
大町桂月 「妙義山の五日」

...そこで、気の逸(はや)い安床は、夜分(やぶん)、仕事をしまってから、私の父を訪(たず)ねて参り、時に兼さん、これこれと始終のことをまず話し、それから、「その東雲という人は、お前の家の隣りにいた人で、それ、日本橋通り一丁目の須原屋茂兵衛(すはらやもへえ)の出版した『江戸名所図会(ずえ)』を専門に摺(す)った人で、奥村藤兵衛さんの悴(せがれ)の藤次郎さん、……これがその東雲という方なんで、今では浅草諏訪町(すわちょう)に立派な家を構え……」と、キサクな調子で、小肥(こぶと)りの身体(からだ)を乗り出して話すものでありますから、父も心動き、「聞けば、その東雲先生は、この同じ長屋に生まれた人だというし、お前とは親しいお方というから、それでは一つその彫刻の方へお願い申そうか...   そこで、気の逸い安床は、夜分、仕事をしまってから、私の父を訪ねて参り、時に兼さん、これこれと始終のことをまず話し、それから、「その東雲という人は、お前の家の隣りにいた人で、それ、日本橋通り一丁目の須原屋茂兵衛の出版した『江戸名所図会』を専門に摺った人で、奥村藤兵衛さんの悴の藤次郎さん、……これがその東雲という方なんで、今では浅草諏訪町に立派な家を構え……」と、キサクな調子で、小肥りの身体を乗り出して話すものでありますから、父も心動き、「聞けば、その東雲先生は、この同じ長屋に生まれた人だというし、お前とは親しいお方というから、それでは一つその彫刻の方へお願い申そうかの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...これから師東雲先生の生い立ちを話します...   これから師東雲先生の生い立ちを話しますの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...私が東雲師の家(うち)に行ったのは...   私が東雲師の家に行ったのはの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...そのまた妹におきせさん(東雲師の末の妹)という人があって...   そのまた妹におきせさんという人があっての読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...また里方(東雲師の家)もありますから...   また里方もありますからの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...それで東雲師は、俺の家へお若を伴(つ)れて来て置け、何んとか世話をしてやろうなどいっていられるのを私は知っておりましたが、何んとなく、こうした境遇に落ちて来たお若の身の上が気の毒に思われてなりませんでした...   それで東雲師は、俺の家へお若を伴れて来て置け、何んとか世話をしてやろうなどいっていられるのを私は知っておりましたが、何んとなく、こうした境遇に落ちて来たお若の身の上が気の毒に思われてなりませんでしたの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...江戸でも有名(なうて)な仏師の東雲が...   江戸でも有名な仏師の東雲がの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...前に東雲師歿後の高村家のことを話した処でいい置きましたから略します...   前に東雲師歿後の高村家のことを話した処でいい置きましたから略しますの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...頬冠(ほおかむり)の人肌寒(はださむ)げに懐手(ふところで)して三々五々河岸通(かしどおり)の格子外(こうしそと)を徘徊(はいかい)する引四時過(ひけよつすぎ)の寂しさか(『絵本江戸土産』巻六)然らずば仲之町(なかのちょう)の木戸口(きどぐち)はあたかも山間の関所(せきしょ)の如く見ゆる早朝の光景(江戸百景の中(うち)廓中東雲(しののめ))なり...   頬冠の人肌寒げに懐手して三々五々河岸通の格子外を徘徊する引四時過の寂しさか然らずば仲之町の木戸口はあたかも山間の関所の如く見ゆる早朝の光景廓中東雲)なりの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...東雲の美しい眉根に再び雲がかかりました...   東雲の美しい眉根に再び雲がかかりましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...東雲は病気?」逸(はや)りきった兵馬の胸に...   東雲は病気?」逸りきった兵馬の胸にの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...「東雲さんは病気で休んでおいでなさいます...   「東雲さんは病気で休んでおいでなさいますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...お前は折を狙つて『東雲(しのゝめ)』の耳に水を入れ...   お前は折を狙つて『東雲』の耳に水を入れの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...ほととぎす東雲時(しののめどき)の乱声(らんじやう)に湖水は白き波立つらしもこれも赤城山頂の大沼などを想像しての作であらう...   ほととぎす東雲時の乱声に湖水は白き波立つらしもこれも赤城山頂の大沼などを想像しての作であらうの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...東雲(しののめ)の頃から...   東雲の頃からの読み方
吉川英治 「三国志」

「東雲」の読みかた

「東雲」の書き方・書き順

いろんなフォントで「東雲」


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遣唐使   叛賊   中山  

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