...東北人のユウモアは...
太宰治 「散華」
...どうも東北人は、こんな時、猿も筆のあやまりなんて、おどけた軽い応酬が出来なくて困るよ...
太宰治 「雀」
...同じ東北人の矢島たちからも敬遠されているのだ...
太宰治 「惜別」
...津田氏はしぶしぶ首肯(うなず)いて、「東北人は、おれあ、苦手だ...
太宰治 「惜別」
...彼にもやはり東北人特有の道徳における潔癖性とでもいうものがあったのか...
太宰治 「惜別」
...それで九州人の自然観や東北人の自然観といったようなものもそれぞれ立派に存立しうるわけである...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...いくら東北人は鈍重であるからといって...
中里介山 「大菩薩峠」
...東北人たる福士君の大陸的悠長とは...
萩原朔太郎 「歳末に近き或る冬の日の日記」
...彼は東北人特有のがまん強さで...
本庄陸男 「石狩川」
...東北人などは材能があっても軽(かろ)んぜられる...
森鴎外 「渋江抽斎」
...こういう事情は東北人を貧乏にさせ...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...東北人の暮しには非常に富んだ一面のあることを見逃すことが出来ません...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...今まで何かにつけ引目(ひけめ)を感じていた東北人は...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...マタギは東北人およびアイヌの語で...
柳田国男 「山の人生」
...これ覇気(はき)ある東北人士のおりおり用いたもう一拶である...
柳田国男 「雪国の春」
...「東北人というものは...
横光利一 「夜の靴」
...みなあれは東北人だ...
横光利一 「夜の靴」
...ひつ込み思案な東北人の元氣を鼓舞するためにも...
吉川英治 「折々の記」
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