...一度此の不思議な世界の本当の姿を知りはじめたら...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...もちろん本当の姿は見えません」「あれが切り口ですか...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...世間というものの本当の姿を見せつけられます...
太宰治 「惜別」
...本当の姿はどこやら他の世界にかくれているものと思われますが...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...自由というものの本当の姿が現われ得ないばかりでなく...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...物の本当の姿は見て取れないものだ...
豊島与志雄 「或る作家の厄日」
...本当の姿なのであろうか...
豊島与志雄 「小さき花にも」
...海の本当の姿がわかりませんでしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...あれが小町の本当の姿か知らんとお銀様は...
中里介山 「大菩薩峠」
...われ等が分で如何に観じたとても本当の姿が拝めるか...
中里介山 「法然行伝」
...その本当の姿を現すのだろうか? 其の頃スティヴンスンは...
中島敦 「光と風と夢」
...土壌の凍結の本当の姿を調べるのであるから...
中谷宇吉郎 「凍上の話」
...日本の本当の姿を知るためには...
中谷宇吉郎 「私の履歴書」
...喘(あえ)ぎ喘ぎ駆け続けているのが本当の姿である...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...母親とお通――いやお通の本当の姿の皆吉が出て来ました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こういう本当の姿がまだ私達の生の表面にも完全に現われて来ていないものを...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...私達の本当の姿だったのかも分かりません...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...はっきりと本当の姿を顕わしたのだ...
山本周五郎 「松林蝙也」
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