...安治川があるために大阪の木津川の流れを北の方に取りまして...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...〔安寧天皇〕師木津日子玉手見の命一...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...次に師木津日子の命の御子二柱ます...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...「お前は木津屋の娘じゃそうな」「はい」竜之助は一口飲むと急に咳(せき)をして酒を吐き出し...
中里介山 「大菩薩峠」
...その馴染なる木津屋の御雪を呼ぶか...
中里介山 「大菩薩峠」
...大阪より伊勢へこえむと木津川のほとりを過ぎてやま桑の木津のはや瀬ののぼり舟つな手かけ曳く帆はあげたれど伊勢路にいりてよめる日をへつつ伊勢の宮路に粟の穗の垂れたる見れば秋にしあるらし九日...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...中の郷の木津屋の娘お清...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...木津さんに回状をまわして...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...木津さんに合わせる顔ないわ……あなたはそうでしょう...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...それでお出かけ……こちらが先に着いていないとまずいから、約束の時間より早いけど、かまわず迎えに行くと、木津さん、ひょんな顔をしていたけど、それでもすぐ出てきたわ……ええ、そう...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...なんといったって木津さんにちがいないんですから...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...こら、えらいこっちゃ思うて、いきなり駆けだすと、木津さん、どこまで追うて来やはるやありませんの...
久生十蘭 「姦(かしまし)」
...木津さんというひとを...
久生十蘭 「姦(かしまし)」
...「こいつらは木津川口でさらし物になっている桂屋太郎兵衛の子供でございます...
森鴎外 「最後の一句」
...木津の川べりを北へ走った...
吉川英治 「私本太平記」
...木津川を渡って直ぐの木津の宿(しゅく)であった...
吉川英治 「親鸞」
...木津の水を越えて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...木津川渡舟(わたし)までおらと三人...
吉川英治 「宮本武蔵」
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