例文・使い方一覧でみる「曾て」の意味


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...こは我が曾て經歴せざるところなり...   こは我が曾て經歴せざるところなりの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...曾ては丸でその名聲が轉倒してゐたと云ふ時代もあることを思へば...   曾ては丸でその名聲が轉倒してゐたと云ふ時代もあることを思へばの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...然らば人種と神話とは、更に何等の関係をも有せざるや、国民は相互に意識して、神話の伝受をなすこと、曾てこれなきや...   然らば人種と神話とは、更に何等の関係をも有せざるや、国民は相互に意識して、神話の伝受をなすこと、曾てこれなきやの読み方
高木敏雄 「比較神話学」

...私は曾て某雑誌に「京都学派の哲学」〔本全集第三巻所収〕という題で...   私は曾て某雑誌に「京都学派の哲学」〔本全集第三巻所収〕という題での読み方
戸坂潤 「日本イデオロギー論」

...末廣重恭の三氏を抑留する能はざりき曾て革新派の一大分裂を禦ぐ能はざりき大井憲太郎氏の一派を容るゝ能はざりき河野廣中氏の一派を脱黨せしめたりき星亨氏の強頂を制する能はざりき松田正久氏の剛直を融和する能はざりき時としては自由黨をして四分五裂の危機に瀕せしめたることありき斯くして自由黨は尾大不掉の状態を現出したりき其同化力の缺乏せる以て見る可し然るに大隈伯は之れに反し...   末廣重恭の三氏を抑留する能はざりき曾て革新派の一大分裂を禦ぐ能はざりき大井憲太郎氏の一派を容るゝ能はざりき河野廣中氏の一派を脱黨せしめたりき星亨氏の強頂を制する能はざりき松田正久氏の剛直を融和する能はざりき時としては自由黨をして四分五裂の危機に瀕せしめたることありき斯くして自由黨は尾大不掉の状態を現出したりき其同化力の缺乏せる以て見る可し然るに大隈伯は之れに反しの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...唯だ疎枝大葉の議論を爲す此を以て世間曾て彼れの學問あるを信ずるもの甚だ少なくして...   唯だ疎枝大葉の議論を爲す此を以て世間曾て彼れの學問あるを信ずるもの甚だ少なくしての読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...英国史伝家エワルド曾て其の著『代表的政治家』に於てパルマルストンを評して曰く...   英国史伝家エワルド曾て其の著『代表的政治家』に於てパルマルストンを評して曰くの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...曾て其意を政治上の功名に動かされざりき...   曾て其意を政治上の功名に動かされざりきの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...西園寺侯も亦前年曾て一新聞を発行して自ら之れが記者たることありき其位地境遇何ぞ太だ相似たるや...   西園寺侯も亦前年曾て一新聞を発行して自ら之れが記者たることありき其位地境遇何ぞ太だ相似たるやの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...それは曾て自分が実見したことのある山水のみならず...   それは曾て自分が実見したことのある山水のみならずの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...彼の論難にも曾て...   彼の論難にも曾ての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...曾て小笠原に遊んだ時の海の色...   曾て小笠原に遊んだ時の海の色の読み方
中島敦 「かめれおん日記」

...曾て之に心服する者なし...   曾て之に心服する者なしの読み方
福沢諭吉 「女大学評論」

...私は曾て真劒に雪江さんを如何(どう)かしようと思った事はない...   私は曾て真劒に雪江さんを如何かしようと思った事はないの読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...曾て揚上善(やうじやうぜん)の大素経(たいそけい)を獲て...   曾て揚上善の大素経を獲ての読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...曾ては成人にも入用のあつたものが多いやうである...   曾ては成人にも入用のあつたものが多いやうであるの読み方
柳田國男 「食料名彙」

...未だ曾てなかったのである...   未だ曾てなかったのであるの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...曾て敗北せる者は貧であった...   曾て敗北せる者は貧であったの読み方
横光利一 「黙示のページ」

「曾て」の読みかた

「曾て」の書き方・書き順

いろんなフォントで「曾て」


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