...私たちは昵懇に話し合った...
...彼女は彼の家族と昵懇になりたがっている...
...彼女は新しい仕事で上司と昵懇になることができました...
...彼は昔からその家族と昵懇だ...
...私たちは昵懇になるために毎週ランチに行っています...
...島原の遊女が昵懇客(なじみきゃく)へおくる艶書の代筆までしたことがあった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...昵懇(なじみ)になると面倒だからといつて同じ女を滅多に二度と聘(よ)ばないのを自慢にしてゐる位だから京都に飽いたといふのに無理も無いが...
薄田泣菫 「茶話」
...その後昵懇(なじみ)になつた男の数を懐中(ふところ)で数(よ)みながら...
薄田泣菫 「茶話」
...私にはとりわけ昵懇(なじみ)が深かつた...
薄田泣菫 「茶話」
...新村氏とはみんな深い昵懇(なじみ)であつたが...
薄田泣菫 「茶話」
...下妻夫人とはそう昵懇(じっこん)な仲でもないし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...幸い櫛田医師の同窓の親友に橋寺と昵懇(じっこん)な者があったとやらで...
谷崎潤一郎 「細雪」
...傍目(はため)にも不審と思われるくらい昵懇(じっこん)な間柄(あいだがら)となった...
夏目漱石 「野分」
...わけても昵懇(じつこん)の間柄だつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ずっと前の徳川将軍に昵懇(じっこん)していた女性の墓だということだった...
長谷川時雨 「お墓のすげかえ」
...それがふだん鶴子と昵懇(じっこん)にして姉妹も同様に睦み合っていたから...
久生十蘭 「魔都」
...嘉平なる者と昵懇(じっこん)であると聞くが...
山本周五郎 「いさましい話」
...金之助の父の助左衛門と千五郎とは極めて昵懇(じっこん)のあいだがらで...
山本周五郎 「落ち梅記」
...かねて昵懇(じっこん)の目附役伊達主水(だてもんど)であった...
山本周五郎 「松林蝙也」
...まえからその留守役と昵懇(じっこん)であったと申します...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...もう御昵懇(ごじっこん)のあいだだから...
吉川英治 「剣の四君子」
...彼と昵懇(じっこん)な黒田長政を介(かい)して...
吉川英治 「剣の四君子」
...ご昵懇(じっこん)におねがい申します」と...
吉川英治 「三国志」
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