...私たちは昵懇に話し合った...
...彼女は彼の家族と昵懇になりたがっている...
...彼女は新しい仕事で上司と昵懇になることができました...
...彼は昔からその家族と昵懇だ...
...私たちは昵懇になるために毎週ランチに行っています...
...昵懇(なじみ)になると面倒だからといつて同じ女を滅多に二度と聘(よ)ばないのを自慢にしてゐる位だから京都に飽いたといふのに無理も無いが...
薄田泣菫 「茶話」
...数多い故人の昵懇(ちかづき)のなかで...
薄田泣菫 「茶話」
...かねて写真版で顔昵懇(かほなじみ)のこの詩人が...
薄田泣菫 「茶話」
...この農夫(ひやくしやう)もかねて顔昵懇(かほなじみ)の英吉利の農夫(ひやくしやう)を見ると...
薄田泣菫 「茶話」
...明後日午後二時を期して老生日頃昵懇(じっこん)の若き朋友二...
太宰治 「不審庵」
...自然その会の人々とも昵懇(じっこん)を重ねるようになったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...幸い櫛田医師の同窓の親友に橋寺と昵懇(じっこん)な者があったとやらで...
谷崎潤一郎 「細雪」
...少々ばかり昵懇(じっこん)の者がございましてな」と...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...三人の昵懇(じっこん)者の範囲外にふみ出すことはなかろうと予言したときから...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...傍目(はため)にも不審と思われるくらい昵懇(じっこん)な間柄(あいだがら)となった...
夏目漱石 「野分」
...腰の物までも曲げることがあるという話――「近頃畳屋とすっかり昵懇(じっこん)になったようですから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その後生前あんなに昵懇にした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あなたとは御昵懇(ごじっこん)に願いたいと考えて居りました...
火野葦平 「花と龍」
...「だんなはこちらとご昵懇(じっこん)らしいので...
本庄陸男 「石狩川」
...昵懇(じっこん)を重ねねばならぬと思った...
本庄陸男 「石狩川」
...御昵懇(ごじっこん)の仲……」「して...
吉川英治 「私本太平記」
...その父の顕如上人(けんにょしょうにん)とは昵懇(じっこん)だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...嫌悪すべき古代世界の秘教を束ねる名状し難い集団との関係が取り沙汰されている学者たちと昵懇であるという不愉快な報告があった...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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