...昨夜来の暴風雨で道路が冠水した...
...昨夜来のイベントは盛況だった...
...昨夜来の出来事がトラウマになっている...
...昨夜来の会議での決定が正しいとは限らない...
...昨夜来の勉強によって成績が上がった...
...昨夜来(さくやらい)詰(つ)めかけている新聞記者団にどうしても一度会ってやらねばならないことになった...
海野十三 「恐怖の口笛」
...非戦闘員である彼等市民の上に加えられた昨夜来(さくやらい)の...
海野十三 「空襲葬送曲」
...彼は昨夜来(さくやらい)の悪夢の様な感じがまだ抜け切らないのだ...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...女給さんは昨夜来たばかりだし...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「耳香水」
...昨夜来の風雨がやつと午後になつてやんだ...
種田山頭火 「行乞記」
...彼は昨夜来のことを思い起してみた...
豊島与志雄 「自由人」
...昨夜来の頭に上って来たところとうつり合って...
中里介山 「大菩薩峠」
...昨夜来(さくやらい)この時が始めてでした...
夏目漱石 「こころ」
...八月七日(金曜)昨夜来又暑くて寝苦しく...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...三回目の警告が昨夜来て...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...楼上に迎えて、「何の触れもなく、どうして急に参られたか」と、問うと、劉(りゅうき)は、「昨夜来、物見の者どもが、下流から続々帰って来て告げることには、呉の兵船、陸兵など、東南(たつみ)の風が吹くとともに、物々しく色めき立ち、この風のやまぬうちに、必ず一会戦あらんということでござります...
吉川英治 「三国志」
...「昨夜来、まことに、お心をわずらわせましたが、評定衆一同、ほぼ意見もひとつに、まとまりましたので、御聴許を仰ぎたく、伺候いたしましてござりまする」「お...
吉川英治 「私本太平記」
...一昨夜来の宮廷では...
吉川英治 「私本太平記」
...なお何か、思い惑(まど)うものの如く――「使いは出たか」「出ました……が?」老職に、在城の一族も加え、昨夜来、熟議されたことは、かなり重大らしかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...昨夜来、二番木戸の士、野村勝次郎がどこにも姿を見せぬというのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...――今朝、佐々木小次郎の門前をよそながら見て通ったという木南加賀四郎の話によれば、昨夜来、そこには約二、三百名の知己門人が詰めきって、門扉(もんぴ)を開き、大玄関にはりんどうの紋のついた幕をめぐらし、正面に金屏風(きんびょうぶ)をすえ、早朝には、城下の神社三ヵ所へ門人たちが代参して、きょうの必勝を期している――という旺(さか)んな様子であったという...
吉川英治 「宮本武蔵」
...昨夜来の不快をも悉く忘れ果て...
若山牧水 「渓をおもふ」
...九月廿日昨夜来(さくやらい)頻(しき)りに降(ふ)り来る雨は朝に至りて未だ霽(は)れず...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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