...大明方外之人(たいみんはうぐわいのひと)としてあつた...
芥川龍之介 「動物園」
...方外(ほうがい)な賃銭を渡す間も惜しいように...
芥川龍之介 「妖婆」
...然し全體としてはさう方外(はうぐわい)の儲けにもならなかつたので...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...殊に弱年の其方を那程(あれほど)に目をかけ給ふ小松殿の御恩に對しても、よし如何に堪へ難き理由(わけ)あればとて、斯かる方外の事、言はれ得る義理か...
高山樗牛 「瀧口入道」
...)六、術藝志 方技を紀す七、圖譜志 地域及び圖書を紀すとなつてゐるが、この外、七略にも藝文志にも中經簿にもない本、並びに方外の經、即ち大體佛教・道教の本は、七志以外として附録した...
内藤湖南 「支那目録學」
...禹敷下土方外...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...○仏蘭西にて画工詩人音楽家俳優等は方外の者と見なされ...
永井荷風 「洋服論」
...大方外に立てかけられてあったのであろう...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...蘭方外科は名目ばかりで...
久生十蘭 「玉取物語」
...腕を片方外科場に置いて来たのと言ひ...
北條民雄 「間木老人」
...他方外国市場の拡張と...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...他方外国貨物はこれに比較してほとんど騰貴しないという...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
......
三好達治 「故郷の花」
...結交於方外...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...7135方外な事をしでかす人の仲間にもなる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...一方外人の観光客も殖え...
山本笑月 「明治世相百話」
...襯衣(シャツ)の上のズボン釣りを片っ方外(はず)して...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...あの方外務省のお仕事してらっしゃるから...
横光利一 「旅愁」
便利!手書き漢字入力検索