...大明方外之人(たいみんはうぐわいのひと)としてあつた...
芥川龍之介 「動物園」
...方外(ほうがい)な賃銭を渡す間も惜しいように...
芥川龍之介 「妖婆」
...然し全體としてはさう方外(はうぐわい)の儲けにもならなかつたので...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...椿岳の恬淡(てんたん)洒落を愛して方外の友を以て遇していた...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...窓枠の上にのぼり、こわれた窓から外を恐る恐る覗いた警備隊員の顔と、一方外から、大廻をして破れた窓を見上げた警備隊員の顔とが、上からと下からとくすぐったく視線をぶっつけ、「ちぇっ、逃げられたか」「恐しくはしっこい奴めだ」と、つぶやきながら横を向いてしまった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...)六、術藝志 方技を紀す七、圖譜志 地域及び圖書を紀すとなつてゐるが、この外、七略にも藝文志にも中經簿にもない本、並びに方外の經、即ち大體佛教・道教の本は、七志以外として附録した...
内藤湖南 「支那目録學」
...大方外に立てかけられてあったのであろう...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...蘭方外科は名目ばかりで...
久生十蘭 「玉取物語」
...他方外国市場の拡張と...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...他方外国貨物はこれに比較してほとんど騰貴しないという...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
......
三好達治 「故郷の花」
...「懐師方外辱交情...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...結交於方外...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...今晩はもう方外の慾を出して貰いますまい...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...一方外人の観光客も殖え...
山本笑月 「明治世相百話」
...あの方外務省のお仕事してらっしゃるから...
横光利一 「旅愁」
...あの方外人(ほうがいじん)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...他方外国貿易に用いられる資本はすべての国の勤労と土地とをして無差別的に生産的ならしめるからである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??