...我を敬うことかくのごときは...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...そのお方のお屋敷でお手伝していたのはもちろん敬うべきことである...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...神仏を敬う心を速かに養おうと急ぐのあまり...
丘浅次郎 「教育と迷信」
...下は上を敬うて忠勤をつくすから...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...その後はその中間僧を敬うて...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...・酒飲酒好は――鉄のやうに強い意志を持つてゐるか、または貧乏でなければならない、節酒しなければ経済的に破綻する前に肉体的にまゐつてしまう!・市井にうづもれて市塵に染まず、親しんで狎れず、愛して媚びず、敬うて阿らず...
種田山頭火 「其中日記」
...相当に畏れ敬う素振りを示して...
中里介山 「大菩薩峠」
...また夫(おっと)を主人として敬うべしというは...
福沢諭吉 「日本男子論」
...甥(おい)は伯父(おじ)を愛して敬うべきものですよ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...彼らがわたしと別様であればあるだけ彼らを愛し彼らを敬う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そこに神様を祭ってそのお力を敬うていたことが...
柳田國男 「日本の伝説」
...これをただ神のお社(やしろ)を敬うことだとばかり思って...
柳田国男 「母の手毬歌」
...神を敬うのはもとはありがたいと思うから...
柳田国男 「母の手毬歌」
...その官爵を敬うのではありません...
吉川英治 「三国志」
...――古人の賢人を敬うことは...
吉川英治 「三国志」
...どこの何者だ」「汝は客を敬うことを知らんか...
吉川英治 「三国志」
...「君らは自分以上な者を敬うことを知らないのか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あんたをひたすら崇め敬うつもりだ...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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