...芸術家というものの立場より言うならば第一の種類の人は最も敬うべき純粋な芸術家であり...
有島武郎 「広津氏に答う」
...侮るよりもまず敬うのである...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...下は上を敬うて忠勤をつくすから...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...親孝行の心がけを敬う人々である...
小泉八雲 田部隆次訳 「雉子のはなし」
...その後はその中間僧を敬うて...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
......
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...また夫(おっと)を主人として敬うべしというは...
福沢諭吉 「日本男子論」
...互いに「御同朋御同行」として相敬うのである...
三木清 「親鸞」
...12095マリアを敬う学士...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...たちまちに神を畏れ敬う心を起し...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...すなわちどうやら敬うことだけはできる部類にはいる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...物を愛し敬うのは心と離れぬ物を見るからでなくてはならぬ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...仏を敬う風は昔から盛んであったとみえて...
柳田國男 「地名の研究」
...それだから殊に疱瘡神をおそれ敬うていたのでありますが...
柳田國男 「日本の伝説」
...つまりこの島々は神を敬うのあまり...
柳田国男 「年中行事覚書」
...その官爵を敬うのではありません...
吉川英治 「三国志」
...――古人の賢人を敬うことは...
吉川英治 「三国志」
...その物その人を敬うのではなくしてその得法を敬うのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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