...我を敬うことかくのごときは...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...愛し敬うこころです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...嫂を敬うこともまた至れりであった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「珊瑚」
...親孝行の心がけを敬う人々である...
小泉八雲 田部隆次訳 「雉子のはなし」
...その後はその中間僧を敬うて...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
......
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...相当に畏れ敬う素振りを示して...
中里介山 「大菩薩峠」
...昔猴を怕れ敬うた事も分り...
南方熊楠 「十二支考」
...甥(おい)は伯父(おじ)を愛して敬うべきものですよ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...日本人が日本固有のものを敬うその情愛と叡智(えいち)とに便(たよ)るよりほか仕方ないのであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...物を愛し敬うのは心と離れぬ物を見るからでなくてはならぬ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...それだから殊に疱瘡神をおそれ敬うていたのでありますが...
柳田國男 「日本の伝説」
...つまりこの島々は神を敬うのあまり...
柳田国男 「年中行事覚書」
...これをただ神のお社(やしろ)を敬うことだとばかり思って...
柳田国男 「母の手毬歌」
...神を敬うのはもとはありがたいと思うから...
柳田国男 「母の手毬歌」
...これを敬うこと神明の如く...
吉川英治 「三国志」
...「君らは自分以上な者を敬うことを知らないのか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あんたをひたすら崇め敬うつもりだ...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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