...そのために畏れ敬うべきものを弄(もてあそ)ぶことになるのだ...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...三宝を敬う事も忘れなければ...
芥川龍之介 「偸盗」
...我を敬うことかくのごときは...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...神仏を敬う心を速かに養おうと急ぐのあまり...
丘浅次郎 「教育と迷信」
...仏神を敬うのはよいが...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...嫂を敬うこともまた至れりであった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「珊瑚」
...親孝行の心がけを敬う人々である...
小泉八雲 田部隆次訳 「雉子のはなし」
...その後はその中間僧を敬うて...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
......
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...甥(おい)は伯父(おじ)を愛して敬うべきものですよ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...すなわちどうやら敬うことだけはできる部類にはいる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そこに神様を祭ってそのお力を敬うていたことが...
柳田國男 「日本の伝説」
...つまりこの島々は神を敬うのあまり...
柳田国男 「年中行事覚書」
...高麗村の御隠家様というものをおそれ敬うことは想像以上で...
吉川英治 「江戸三国志」
...これを敬うこと神明の如く...
吉川英治 「三国志」
...「君らは自分以上な者を敬うことを知らないのか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...天を敬うのもまた道徳の立場においてである...
和辻哲郎 「孔子」
...その物その人を敬うのではなくしてその得法を敬うのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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