...故君子惡二似而非者一...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...何故君は西郷隆盛が...
芥川龍之介 「西郷隆盛」
...何時もよりも些と意氣地が無さ過ぎたのう?』『何故君が默つとつたんぢや?』劍持はさう言つて...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...何故君はそんなに懐疑を恋人として楽しむのかね」それを聞いて水戸ははっと顔を硬くした...
海野十三 「地球発狂事件」
...何故君の競争者になって...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...然しこれは当人があてにならぬ事故君の方ではなおあてにならぬ事と御承知被下度候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
... 140『何故君ら唯二人...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...「何故? 何故君がそんな事を僕にきくのか判らないが...
浜尾四郎 「正義」
...そんな不可能な事ならば何故君は僕の処へやって来たんだ...
浜尾四郎 「正義」
...今更君がプラトンを主張するんなら何故君は始めから悲劇...
牧野信一 「歌へる日まで」
...「沢田君! 何故君は僕を残して行つたんだ?」七郎は眼を上げて...
牧野信一 「月下のマラソン」
...」「何故君は、田舎に帰らないのだ?」「阿母が未だしつかりしてゐるから好いんだ、俺は俺で――」「俺は俺で……か! ふん! ……だつて君だつて、何も自ら不幸な生活を求めてゐるわけでもあるまい?」「さうだ――だが俺は、もう余ツ程慣れて来たよ...
牧野信一 「素書」
...何故君は北村十吉の恋愛を口にしながらロミオとジユリエツトのことを語らないか...
牧野信一 「予の恋愛観」
...真壁は故君の側用人で...
山本周五郎 「失蝶記」
...故君の墓守をしたと伝えられている...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...「故君信玄様さえ...
吉川英治 「新書太閤記」
...故君の弔(とむら)い合戦に会さなかったという一事だけは...
吉川英治 「新書太閤記」
...(故君のないこの後は筑前守こそ...
吉川英治 「新書太閤記」
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