...控えの間裏手の長椅子(ソーファ)で...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...大陸軍が過去にマレンゴーの勝利を持ち前途にアウステルリッツの勝利を控えてる燦然(さんぜん)たる時代だった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...友さん」お絹は次の間に控えている米友を呼びましたけれども返事がありませんから...
中里介山 「大菩薩峠」
...あちら向きにひとり坐って神妙に控えてござる――さてまた祭主と祭壇の周囲には当然...
中里介山 「大菩薩峠」
...乗物を控えさせている様子です...
中里介山 「大菩薩峠」
...では明日から断念して参学を控えよう...
中里介山 「大菩薩峠」
...いずれも葬式の時のように静かに控えていた...
夏目漱石 「思い出す事など」
...控えの間の扉を少しあけてから...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...控えのロープが六本になった...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...徹男さんは学生でしたが兄さんの山田先生とちがって沈うつな位に控え目な人がらでありながら国の運命を深く心配していて口には言いませんが...
三好十郎 「殺意(ストリップショウ)」
...僕に優しい詞を掛けたいのを控えてお出(いで)なさるようだ...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...むしろこれをきつく控えるように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いつか控え室で兵隊に酒を無理に飲まされたことがあったが...
山川方夫 「その一年」
...それを表にあらわさず控えめに慎ましく生きるのが女のたしなみだ...
山本周五郎 「菊屋敷」
...すると或る日、湯殿の控えで、丹三郎からじかに返辞を求められ、宇乃ははっきりと断わりを云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...芭蕉(ばしょう)の葉が窓に見える一室に入って控えている...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「お沙汰あるまでこれにお控えください」蘭の間(ま)とでもいうか...
吉川英治 「宮本武蔵」
...燻(いぶ)しをかけることを知っている控え目な腕の冴(さ)えとから...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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