...(大学へ入る前に我々が如何に振舞うかは話さなかった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それと分らぬように振舞うべきなのに...
高見順 「いやな感じ」
...皆な自分の我儘を振舞うためにさうしてゐるのぢや...
田山花袋 「道綱の母」
...西田哲学が愈々力を伸ばして来ると今では西田哲学のマネージャーのように振舞う...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...相手に対して暴君のごとく振舞う権利...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...自由に振舞うのが一番よろしいのだ...
豊島与志雄 「好人物」
...獅子神の如く尊大に振舞うとは...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...利巧な奴は馬鹿見たいに振舞うように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少女時代をとりかえしたように武子さんが振舞うと...
長谷川時雨 「九条武子」
...虚偽を無邪気に振舞う本能をさづかつてゐるらしかつた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...どうしてそんな風に振舞うの? あなたはあたしを否認した...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...侍の名誉にかけていちばん綺麗に振舞うように教え込んだそうである...
柳田国男 「故郷七十年」
...バックはいかにも王者らしく振舞うことができた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...州都に私威を振舞う者多く聞え...
吉川英治 「三国志」
...みだりに朝威をかさに振舞うもの...
吉川英治 「三国志」
...やろうとすれば、大塔ノ宮とて、また、みかどの後醍醐とて、いかようにもせんと、振舞うだろう...
吉川英治 「私本太平記」
...民へ不当な私権を振舞うのを聞いたりすると...
吉川英治 「新書太閤記」
...奢(おご)り振舞う平氏の世を憎んで...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索