...彼はいつも抽象論ばかり話している...
...抽象論的な考え方を採用することで、問題解決が容易になることがある...
...抽象論的な議論は現実の問題解決には役立たない...
...彼女は抽象論よりも具体例を挙げた説明を好む...
...抽象論に陥ると、現実的な問題解決が遠いものになってしまう...
...幾日(いくんち)もなく雪になるだに」帳場は抽象論から実際論に切込んで行った...
有島武郎 「カインの末裔」
...義雄の論敵こそ却つて排斥すべき抽象論者たること...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...抽象論を主張する傾向があるのは...
田山録弥 「スケツチ」
...筋論者、抽象論者は、その論をするに先(さきだ)つて、先づ実際の人間の生活に触れて見るが好い...
田山録弥 「スケツチ」
...」「それは抽象論だ...
豊島与志雄 「失われた半身」
...抽象論は用を為すまい...
豊島与志雄 「風俗時評」
...抽象論理的に考えられるように...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...抽象論理の立場からは...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...抽象論理的に考えられないといっても...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...単に抽象論理の立場から行為的直観の現実を否定することはできない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...抽象論理的に起るのではない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...かえって抽象論理を以て我々を唆(そその)かすものでなければならない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...抽象論理的に我々に迫るものでなければならない(斯(か)くあったから斯くすべしとして)...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...抽象論理の立場からは...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...抽象論理的に我々を動かすことが含まれていなければならない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...抽象論が多いのです...
宮本百合子 「新しい卒業生の皆さんへ」
...抽象論としては一応誰にも納得されるだけに...
宮本百合子 「現実の道」
...親のためには大きな羈絆(きはん)になりますよ」と抽象論としてお言いになる言葉を聞いてもお道理至極である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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