...花卉を描くのに初めて没骨法を用いたというので知られている徐崇嗣は...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...そして線描の落着いたしかも敏感な鋭さと没骨描法(もっこつびょうほう)の豊潤な情熱的な温かみとが巧みに織り成されて...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...これ西洋画または南画没骨(なんがぼっこつ)の法に倣(なら)ひて...
永井荷風 「江戸芸術論」
...而してこの用筆簡淡の四字が果して没骨画に対する批評と見るを得べき語なるか...
正岡子規 「墨汁一滴」
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