...帝紀から來たと考えられる部分を抽出する...
武田祐吉 「古事記」
...何等かの形でその要素といったようなものを抽出する事が出来れば...
寺田寅彦 「歌の口調」
...特別な訓練なしにはその中から線や面を分析し抽出するようにできていない...
寺田寅彦 「映画芸術」
...漠然(ばくぜん)とした予想の霧の中から正しい真を抽出するには...
寺田寅彦 「空想日録」
...この要素を分析し抽出する科学的の方法はないものだろうか...
寺田寅彦 「自画像」
...抽出することが出来るだろう...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...商品世界を抽出するのである(商品でない処の事物がいくらでもあるということは...
戸坂潤 「科学論」
...自分自身の内から或る一定の抽象態を抽出する...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...目的に適った(博士の言葉をかりれば「或る一定の概念に関する変化だけを分析抽出する」に適した)...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...原理――それはもはや単なる経験的事実ではない――を抽出する...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...商品世界を抽出するのである(商品でない処の事物がいくらでもあるということは...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...その成果から抽出することが出来...
戸坂潤 「思想としての文学」
...それから本質を抽出することが論理の機能であるが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...法則を抽出するだけの労力も払わないし...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...且つそういうものとして抽出することだ...
戸坂潤 「読書法」
...及び世間に逸したる書の多く永樂大典(明の永樂年間に韵字分けにて造れる大類書)中に存在すればそれを抽出する事を定め...
内藤湖南 「文溯閣の四庫全書」
...純粋な力学的の力を抽出する場合には...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...最も純粋な理法を抽出する学問であるが...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
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