...あの人だったら抜け目なく頭まで手にいれるんだけれど」「水戸のことをいっているんだね」とドレゴは苦笑しながら...
海野十三 「地球発狂事件」
...そこはあなた様も抜け目なく...
太宰治 「新釈諸国噺」
...抜け目なく立廻ったんでしょうね」「それは左様(そう)ですとも...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「ペルゴレーズ街の殺人事件」
...さう云ふ風に抜け目なく立ち廻つて行かれることが...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...さう云ふ風に抜け目なく立ち廻つて行かれることが...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...たぶん抜け目なくやってくれたものと...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...ということは抜け目なくいわないでおいた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...泰文はそういうこともあろうかと抜け目なくそのほうへ手をうっていたので...
久生十蘭 「無月物語」
...抜け目なく遺留分(いりゅうぶん)になっていて...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...我々は一般的に抜け目なく...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...僕もいろいろに抜け目なくやっては見たのだがね」と...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...リアルト号・別名コンフェティ号は二度と走っちゃならない」ガンター調教師が抜け目なくウィンクして了解...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...抜け目なくお役目を仕終わせて来るに違いございませぬ...
吉川英治 「江戸三国志」
...政局の機微なども抜け目なく感じとっている彼だった...
吉川英治 「私本太平記」
...抜け目なく紐(ひも)をつけはしていたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...抜け目なく出口を断(た)ってある...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...抜け目なく睨んでおります」と安心させた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ここでも抜け目なく宿引(やどひ)きや土産物屋が関(せき)を作っている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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