...先生は日本に居られた頃にも土曜の午後や日曜抔(など)には方々の子供を沢山集め...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...抔(など)を説明してくれた...
石川三四郎 「馬鈴薯からトマト迄」
...(高抔形(たかつきがた)...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...2.食卓には死んだ蠅が一抔ころがつてゐる...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...又(また)社會(しやくわい)自(みづか)ら悟(さと)つて驚(おどろ)くやうに爲(し)なければならぬとか抔(など)との事(こと)で...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...眼色(めいろ)抔(など)を酷(ひど)く氣(き)に入(い)つて...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...無論其時分は文學者にならう抔(など)といふ料見はない...
塚原蓼洲 「兵馬倥偬の人」
...石匕石鏃(せきぞく)石錐抔(いしきりなど)と同質(どうしつ)にして其大さ是等の五倍或は十倍なる物有り...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...だからあんな事抔(など)気にしてはゐない...
長與善郎 「青銅の基督」
...あの人は勉強すると今に大學の教師として僕抔よりも遙かに適任者にない(〔る〕)...
夏目漱石 「鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年」
...今日(けふ)はことによると留守(るす)のうちに抔(など)と案(あん)じ續(つゞ)けては...
夏目漱石 「門」
...斯(か)うして碧巖(へきがん)抔(など)を讀(よ)みますが...
夏目漱石 「門」
...これ抔(など)は尤(もつと)も好(い)い例(れい)です」宜道(ぎだう)は斯(こ)んな話(はなし)をして...
夏目漱石 「門」
...普通の鳥屋抔(など)には一向(いっこう)見当り不申(もうさず)...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...(新聞記者と管理部と関係の密なりしこと近衛の如きは他に例なきが如し)加之(しかのみならず)近衛師団の広島に着せし時新聞記者は誰も来ぬとて司令部管理部抔(など)にては不興なりしが如きこれ皆な待遇の疎なりし原因なり云々」と...
正岡子規 「従軍紀事」
...これがいいでせう抔(など)といふのは七ツになる児で...
正岡子規 「病牀六尺」
...濠も池も一抔だつた事は...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...此裁判官抔の如く自分の父の名さへ知らぬ者の及ぶ所でないと廣言したので判官大に立腹した...
南方熊楠 「人柱の話」
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