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饗庭篁村 「木曾道中記」
...「一抔土未乾(いつぽうのどいまだかわかず)六尺孤安在(ろくしやくのこいづくにかある)」の双句は天成のデマゴオクを待たない限り...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
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江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...実際髯抔(など)は何(ど)うでも可(い)い...
薄田泣菫 「茶話」
...抔(など)を思(おも)ひ起(おこ)す...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...是は鑛毒地の半分以上を占めて居る抔と云ふことを...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...從つて袋(ふくろ)を製(せい)する事抔も有りしならんと想像(そうざう)せらる...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...魯西亞人抔之樣に氣永には無之...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...前記の主席全權林大學頭が「榮之助抔も殊の外心配罷在候」と...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...その中には「君がゐなくなつたので理科大学の穴倉生活抔が書けなくなつた...
中谷宇吉郎 「「光線の圧力」の話」
...例へば寛文時代に浮世絵の版画が長崎にあつた事抔(など)は歴史的には錯誤であるが...
長與善郎 「青銅の基督」
...君が芝居をやる抔は頗る見ものだらうと思ひます...
夏目漱石 「鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年」
...嘗て小六※かしい説法抔を代助に向つて遣(や)つた事がない...
夏目漱石 「それから」
...だからここに禅味抔(など)という問題を出すのは自分が禅を心得て居るから云うのではない...
「高浜虚子著『鶏頭』序」
...滅多(めつた)に東京(とうきやう)抔(など)へ出(で)る機會(きくわい)のない遠(とほ)い山(やま)の國(くに)のものとしか受(う)け取(と)れなかつた...
夏目漱石 「門」
...自分にて狙撃抔致候を專務とは不仕義に御座候...
福澤諭吉 「御時務の儀に付申上候書付」
...けれ抔(など)の如き助辞を以て斡旋(あっせん)せらるるにて名詞の少きが常なるに...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...あるいは実際の病状よりは重く見て特に虚子抔(など)に手紙を贈りて安否を問はるる事あり...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
ランダム例文:
吸わせる やはり野に置け蓮華草 上流階級
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