...現にバアトンが計測した黒人の penis は平均長さ何吋(インチ)だ抔(など)と註してある...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...例えば料理屋抔の庭にある便所で袖垣根や植木で旨く隠くしてある様なものを見られ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...4.部屋は上品な婦人連で一抔だ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...湖底抔に杭(くひ)を打ち込み水面上(すゐめんじやう)數尺(すうしやく)の所に床を張り屋根(やね)を設けて住居とする者有り...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...田舍の教師抔といふものはてんでみじめな情ない人間が聚合して居るに過ぎない...
長塚節 「教師」
...一杯(いつぱい)に青(あを)く茂(しげ)つた桑畑(くはばたけ)抔(など)に白(しろ)い大(おほ)きな菅笠(すげがさ)と赤(あか)い帶(おび)との後姿(うしろすがた)が...
長塚節 「土」
...蜀黍(もろこし)なんぞ何處(どこ)へ隱(かく)せるもんぢやねえ」抔(など)と近(ちか)い畑同士(はたけどうし)は呶鳴(どな)り合(あ)つた...
長塚節 「土」
...それは極めて冷静に見ていつたことで母も私も同情して居たのであるからそんな欠点を見付けよう抔といふ念慮は其時ちつとも持たなかつたのである...
長塚節 「隣室の客」
...其時(そのとき)は一所に来(き)給へ抔(など)と冗談半分に約束迄した...
夏目漱石 「それから」
...御前(まへ)抔はまだ戦争をした事がないから...
夏目漱石 「それから」
...所謂(いわゆる)イブセンの書いたもの抔(など)は先(ま)ず吾人の一生の浮沈に関する様な非常な大問題をつらまえて来て其問題の解決がしてある...
「高浜虚子著『鶏頭』序」
...同日の觸れには近年町人異風に取拵候風俗の者多く就中髮抔(かみなど)を異形に結成(ゆひな)し共外異體の族(ともがら)有之候間...
長谷川時雨 「凡愚姐御考」
...けれ抔(など)の如き助辞を以て斡旋(あっせん)せらるるにて名詞の少きが常なるに...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...手爾波抔(てにはなど)を学ばんと思はば俳書に就(つ)かずして普通の和書に就け...
正岡子規 「俳諧大要」
...始は半(なかば)衛生のため抔(など)といふて居つたものもあつたが...
正岡子規 「病牀六尺」
...これがいいでせう抔(など)といふのは七ツになる児で...
正岡子規 「病牀六尺」
...拾遺抔(など)が比較的に善く精選せられたるを意味するに非るか...
正岡子規 「萬葉集卷十六」
...本邦の學者今度の櫓下の白骨一件などにあふとすぐ書籍を調べて書籍に見えぬから人柱抔全く無かつたなどいふが...
南方熊楠 「人柱の話」
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