...キユウピツドに扮(ふん)した無数の少女の廻り梯子(ばしご)を下(くだ)る光景である...
芥川龍之介 「野人生計事」
...これをば朱を以て真赤に色染めたるおなじ扮装(いでたち)の壮佼(わかもの)たち...
泉鏡花 「凱旋祭」
...それで尻からげという扮装(なり)...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...これらに扮裝して舞い歌われた...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...何某(なにがし)に扮(ふん)して月に歩きをり須(すべから)く月の一句の主(あるじ)たれ十月八日 観月句会...
高浜虚子 「五百五十句」
...クリスチャン五世に扮して...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...すり鉢の底のような独特の舞台に約千人の西印度(インド)扮装者が一時にあらわれる...
谷譲次 「踊る地平線」
...顔などを扮(つく)って...
徳田秋声 「爛」
...(実際に私は喜多六平太君が女性に扮する時...
野口米次郎 「能楽論」
...お七の扮装をさせられ...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...扮装(こしらえ)は風呂敷包にして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...身扮(みなり)も平常のまま...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...身扮の派手なのと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...身扮(みなり)は清潔ではありますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これが申松かえ」身扮(みなり)が綺麗で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その」「その扮(いでたち)でコソコソとお留山へ登ろうと言うのは...
野村胡堂 「天保の飛行術」
...はるかに要慎(ようじん)深い扮装(いでたち)ながら...
別所梅之助 「雪の武石峠」
...いまのうちだぞ」同じ扮装の天狗だが...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??