...まうけた娘でおぢやるわいの」と思ひもよらぬ「こひさん」(懴悔)を仕(つかま)つた...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...何も彼も懴悔の身ぢやが...
田山花袋 「道綱の母」
...理想と煩悩の間に徘徊※徨せる著者が懴悔の一片とも見るべく...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...叡山に何とか懴法会の行はれる日は粥接待といふ行事があるさうで...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...有名ルソーの懴悔録でさへ甚だすぐれた自叙伝に数へられ得るかはすでに疑問である...
三木清 「日記と自叙伝」
...彼の懴悔録よりほかにアウグスティヌスの如何なる伝記も本質的に存し得ない...
三木清 「日記と自叙伝」
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