...慚愧の念を感じる: Feel ashamed...
...慚愧の意を表明する: Express penitence...
...慚愧に堪える: Be filled with shame...
...慚愧の一念を抱く: Have a feeling of penitence ...
...慚愧の情を知る: Understand the feeling of shame...
...二葉亭の交際した或る文人が或る雑誌に頼まれて寄稿した小説が頗(すこぶ)る意に満たないツマラヌ作であるを頻(しき)りに慚愧(ざんき)しながらも...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...しかも両篇とも僕の文に似て居るから慚愧(ざんき)の至りだ...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...私は何ともいえない慚愧(ざんき)悔恨の念が胸にこみ上げて来ました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...云ふも中々慚愧の至りにこそ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...私が慚愧(ざんき)している事を信じて下さい...
太宰治 「新郎」
...後悔と慚愧(ざんき)とに冷めていた二人の心が...
徳田秋声 「爛」
...あらためて感謝と慚愧(ざんき)を感ずるのである...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...成功したならば決して生じなかつたに違ひない道義的慚愧の念が...
中島敦 「名人傳」
...自分はよくこれで校長が勤まるとひそかに慚愧(ざんき)の念に堪(た)えんが...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...ある慚愧(ざんき)の念と...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黒猫」
...それやこれや思ひあはせてまことに慚愧に耐へないことが多い...
三好達治 「測量船拾遺」
...慚愧の至であります...
森林太郎 「混沌」
...慚愧(ざんき)でござります...
吉川英治 「親鸞」
...次にわれ知らず口から走った慚愧(ざんき)のことばは...
吉川英治 「親鸞」
...慚愧(ざんき)のあまり...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...慚愧(ざんき)の唇を結んでいた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...慚愧(ざんき)しても救いの手を出してくれない恐(こわ)い仏...
吉川英治 「宮本武蔵」
...彼はシビル・ヴェンに対して如何に無慈悲で残酷であったかを思い出して慚愧の念に心を噛まれた...
渡辺温 「絵姿」
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