...慚愧の念を感じる: Feel ashamed...
...慚愧の意を表明する: Express penitence...
...慚愧に堪える: Be filled with shame...
...慚愧の一念を抱く: Have a feeling of penitence ...
...慚愧の情を知る: Understand the feeling of shame...
...わたしをして慚愧(ざんき)せしめ...
魯迅 井上紅梅訳 「些細な事件」
...自分も時々こういう傾向を持っている事を自覚して慚愧(ざんき)に堪えない事がある...
伊波普猷 「沖縄人の最大欠点」
...彼は一時のいたずら心から処女の一生を犠牲にしたと云う慚愧(ざんき)と悔恨に閉ざされていた...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...サルペードーンしかいへば、慚愧に堪へず、ヘクトール、直ちに武具を携へて兵車を降り地に立ちて、鋭利の槍を揮ひつゝ、諸隊の間かけめぐり、 495衆を促し進ましめ凄き戰亂めざめしむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...いずれ一身上の始末がつき次第、自首して適法の処分を受けるつもりだが、バルトウ氏の遺骸が人知れぬ場所で腐っているのかと思うと、慚愧に耐えない...
久生十蘭 「悪の花束」
...己ばかりは寂しく慚愧して...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...冷たい沼の底へ落ちて行くような慚愧の念でなやまされた...
松永延造 「職工と微笑」
...光圀は二男たる自分が家を継いだことに非常な慚愧(ざんき)を感じ自分の嗣子には高松の松平を継がせ...
山本周五郎 「新潮記」
...まだ何が何やらわからない慚愧(ざんき)...
夢野久作 「斬られたさに」
...それはじぶんの慚愧(ざんき)へ向って言ったことばでもある...
吉川英治 「私本太平記」
...ひそかな慚愧(ざんき)を抱いていたことだった...
吉川英治 「私本太平記」
...彼はまだ道念の至らないこの若僧の悔(く)いに打ちのめされて慚愧(ざんき)している有様を見ると...
吉川英治 「親鸞」
...慚愧(ざんき)の朝は...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
...慚愧(ざんき)いたしております...
吉川英治 「源頼朝」
...……考えれば慚愧(ざんき)にたえない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その慚愧している自分のすがたがまた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...むしろ慚愧(ざんき)な傷心(いたみ)が多く...
吉川英治 「宮本武蔵」
...わしはわし自身を慚愧(ざんき)して...
吉川英治 「宮本武蔵」
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