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饗庭篁村 「木曾道中記」
...少年は小慧(こざか)しい口を利いた...
海野十三 「恐怖の口笛」
...智慧自慢の小慧(こざかし)いのに限つて...
薄田泣菫 「茶話」
...忠勇無双の日本兵は支那兵と私の小慧(ざか)しい予言をさんざんに打ち破つたけれど先生に対する私の不信用と同輩に対する軽蔑をどうすることもできなかつた...
中勘助 「銀の匙」
...小慧しい男たちが政治や軍事を自由にし女も含めた国民の大部分がその小慧しさにたぶらかされていたためにとうとう牛どころか戦争に敗ける所まで国を滅茶苦茶にしてしまったんです...
宮本百合子 「家庭裁判」
...賢いと自負している男達の中にはまだまだ小慧しい小細工を弄し政治界等に勢力を張ろうと懸命になっているものがありますが...
宮本百合子 「家庭裁判」
...小慧しくよそおった社会的な地位や名声に目を眩まされて牛を売りそこねないよう...
宮本百合子 「家庭裁判」
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