...その読声に誰かが感心するように...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...」宮瀬氏はしきりに感心するのでした...
江戸川乱歩 「大金塊」
...かういふ時に感心するだけに生きてゐるものなのだ...
薄田泣菫 「茶話」
...平安朝では皆の感心するようなものは矢張私もいいと思う...
高村光太郎 「回想録」
...自分ながら感心するほど悠然として朝寝をする...
種田山頭火 「私の生活」
...この盲人の根気と熱心に感心すると同時に...
寺田寅彦 「浅草紙」
...感心するほうが先に立って純粋な客観的の興味はいくぶんそのために減ぜられるような気もする...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...自分も感心する...
寺田寅彦 「柿の種」
...そしてなるほどと感心すると同時にあらゆる美しい夢は消えてしまう...
寺田寅彦 「帝展を見ざるの記」
...全く食べ物ばかりに感心することになって...
直木三十五 「大阪を歩く」
...非常に美味いと感心する...
中谷宇吉郎 「救国論」
...だいぶ愉快そうでしたが」「へええ」これは仔細(しさい)らしく感心する...
夏目漱石 「虞美人草」
...女に溝へ投り込まれて感心する奴があるかい」「天下の八五郎を溝へ投り込む女は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...感心をしていたところでございます」「別に感心するほどの事ではないではないか」成瀬九十郎は自若(じじゃく)としておりますが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...田坂具隆は確りしてると感心する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...そして、それを憎むのとほぼ同じ程度に、それに感心する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...子供心にも感心する位で御座いました...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...一も二もなく感心する...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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