...これに愛著(あいじゃく)し...
高浜虚子 「俳句への道」
...またあの人にあんなに心から愛著しておられる...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...」「T老院長は患者に愛著をもつてゐます...
徳田秋聲 「老苦」
...一居住者の愛著(あいちゃく)を以て...
中島敦 「光と風と夢」
...彼の事業に対する限りない愛著が沸々(ふつふつ)と湧きいでた...
火野葦平 「糞尿譚」
...斯かる詩に対する愛著は...
平田禿木 「趣味としての読書」
...また自信と愛著とをもつてゐる詩集はないこと...
堀辰雄 「「青猫」について」
...私はいつとはなしにその前を通る度にそれを一種の愛著をもつて眺めるやうになつてゐたのである...
堀辰雄 「高原にて」
...王かの美女を見て深く愛著を生じた...
南方熊楠 「十二支考」
...誰が愛著を感ぜずにおられよう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...自然にその土地に愛著を感ずること...
横光利一 「欧洲紀行」
...日本人ほど郷土に對する愛著...
吉川英治 「折々の記」
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