...俳優が國王よりも權力があつて...
石川啄木 「散文詩」
...○俳優は実生活では軽い化粧カバンさえ持つのをいやがって弟子と称するものに持たせるくせに演技中には絶えず何かを持ちたがる...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...氏が芸者と俳優(やくしや)とを好かなかつたからといつて...
薄田泣菫 「茶話」
...そして俳句が上手になるには...
薄田泣菫 「茶話」
...範囲は俳句を作り始めた明治二十四...
高浜虚子 「五百句」
...甲の俳人も天地の景勝風物(ふうぶつ)を諷詠する...
高浜虚子 「俳句への道」
...歌を忘れたカナリヤではなくって諷詠を忘れた俳句とでも申しましょうか...
高浜虚子 「俳句への道」
...俳優的態度で引見することを好んだものです...
谷譲次 「踊る地平線」
...しかし俳句と比較すると...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...子規氏の俳句を始めた頃は主として芭蕉一派の俳句を標本としていたのだが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...わが晩餐の膳をして常に詩趣俳味に富ましめたる敢て喋々(ちょうちょう)の弁を要せず...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...例の一茶びいきの俳諧師が...
中里介山 「大菩薩峠」
...利根(りこん)のある学生俳句をものすること五千首に及ばば直ちに第二期に入るべし...
正岡子規 「俳諧大要」
...俳優的使命の不足とが相俟(あいま)って...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...慶安元年板『千句独吟之俳諧』には「枕上の時鶏に夢を醒(さま)されて」「南蛮人の月を見るさま」と時鶏の字を用い居る...
南方熊楠 「十二支考」
...新劇くずれその他の俳優などの大部分は自立的な自発的な芸術意慾を衰弱させてしまい...
三好十郎 「俳優への手紙」
...その時分情人であつたところの或る俳優とともに...
吉井勇 「酔狂録」
...壮俳(そうはい)けれど...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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