例文・使い方一覧でみる「惜しみなく」の意味
スポンサーリンク...一切の功徳（くどく）を惜しみなく与えて... 
高神覚昇 「般若心経講義」
...日光のやうにあまねく惜しみなくうらゝかでありたいと思ふ...
種田山頭火 「其中日記」
...惜しみなく、かえりみなく、つくろわず飾らず注いでくださればいいのである...
永井隆 「この子を残して」
...惜しみなく撒（ま）き散らしてくれるのである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...それに惜しみなく降りそそぐ日光...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...惜しみなく照し出します...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それを物惜しみなく分けはじめた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...惜しみなくおもてなしをしてきたことだ...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...肌身離さず身に著（つ）けて置きなさい」などは速記においても惜しみなく圓朝の会話の巧さをつたえているといえよう...
正岡容 「我が圓朝研究」
...最も惜しみなく気前よく播き散らしたが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...勿論それは惜しみなく注がれるでしょう...
宮本百合子 「偶感一語」
...婦人たちが惜しみなく与えることは結婚においては過剰となり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...美しさは惜しみなく器から奪われて行った...
柳宗悦 「工藝の道」
...報道のためにはなん十万という金を惜しみなく使うが...
山本周五郎 「季節のない街」
...どんな大木の伐採だろうが土ケズリだろうが惜しみなくされていた...
吉川英治 「私本太平記」
...忠勝は惜しみなく賞（ほ）めて...
吉川英治 「新書太閤記」
...とにかく金目な物を惜しみなく...
吉川英治 「新・水滸伝」
...我が子の生命の為には惜しみなく心を労するものだ...
若杉鳥子 「ある遊郭での出来事」
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